ベアリブム
[ベアリブム]
巨大な熊の魔物。ポストマーズでは、建国王エスト・スファイアとの戦いが語り継がれている。
熊の魔物
巨大な熊の魔物で、最大で人の2倍から3倍程度の大きさまで成長する。腕を振り下ろすだけで簡単に大人が吹っ飛んでしまうほどの怪力を持つ。マギク大陸の北部に生息しているためか、寒さに強く、暑さに弱い。また、雪が降っている状態のときが最も活発に行動するため、吹雪の時には注意が必要となる。見た目は普通の熊と変わらないために、ベアリブムの子供を普通の熊と間違えてしまう場合がある。熊よりもはるかに凶暴なために気をつける必要がある。単体で行動することが多く、単調な攻撃を繰り返すだけなので、その腕力にだけ気をつければそれほど怖い魔物ではない。戦う際にはその攻撃を受け止めようとはせずに、その攻撃をかわして出来た隙を狙って攻撃するのが有効である。
ただし、吹雪など雪が強く降っている状態では不利な戦いになることは覚悟しなければならなくなる。
ポストマーズに伝わる話
ポストマーズでは、建国王エストの偉大さを強調するための話として、ベアリブムとの戦いが語り継がれている。それによると、エストは未開の地を開拓して村を作っていったが、そのひとつがベアリブムが住処としていた場所の近くであった。村の者たちはそのことを知るとそこから撤退して新しい場所に移ろうとするが、エストは自分がベアリブムを倒すからこの地に留まるようにと説得した。
そして、吹雪の晩、たったひとりで村を襲ってきたベアリズムに立ち向かったエストは、その攻撃を受け止めて、大きな怪我を負いながらベアリズムを倒したという。
エストの偉大さを伝える話として伝わっているが、何故エストは危険な戦い方をしたのかを疑問に思う者もいる。
一般的には、この当時はまだベアリブムに対しての有効な戦い方が研究されていなかったからと言われている。また、エストが自分の力を誇示するためにわざと困難な戦い方をしたのではないかと言われることもある。
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