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蒼の花

[アオノハナ]

古代王国末期頃から現れた魔の者。真っ青な衣に身を包み、魔力が宿った花や樹を体に取り込んでいたことから自らその名を名乗っていた。自身の能力を上げるために、より強い魔力が宿る花や木を収集しており、サロウズウゼムを崩壊させ、百年樹を枯らした者といわれることもある。

能力

植物を操ることが出来る。自由自在に成長させたり、枯らすことが出来る。また、複数の種類の植物を組み合わせて独自の植物を生み出すことも出来る。それまでに無かった物を生み出す能力であるため、研究対象としては興味深いものではあるが、非常に危険な能力であると考えられている。
ただし、全ての植物に対して発揮できる能力ではなく、体に取り込んでいる植物と、取り込んだ植物と系統が似ている物に限られる。そのため、蒼の花は最終的には全ての植物を完全に操るために全ての植物を集めているとも言われていた。

枯らす者

蒼の花が収集した花や木はやがて枯れていく運命にあると言われていて、そのため枯らす者と呼ばれることもある。蒼の花が収集したために、枯れていくのか、枯れそうな花や木を収集しているのか、後年、その議論は難しい判断となるが、当時は、蒼の花によって花や木が枯らされていると考える者がほとんどだった。
そんな中、サロウズウゼム崩壊の話が伝わる。百年樹が枯れたことで、それが蒼の花が行ったことではないかという憶測が流れた。その話の結果、これ以上の被害を食い止めるためには蒼の花を倒すしかないという結論に至る。
植物があまり育たない不毛の大地を持つデ・ロー大陸に珍しい植物があるという話で蒼の花を呼び出す。突然の襲撃と能力を活かせない環境であったため、蒼の花は本来の力を発揮することなく命を落としたといわれている。蒼の花が倒れた後、草木が育たないその場所でおよそ10年程度、多種多様な花や木が咲き乱れていたという話が残されている。この花や木から絶滅に瀕していたいくつかの花や木が蘇ったという話も伝わっている。
なお、サロウズウゼム崩壊に蒼の花が関わっていたという確証はない。蒼の花が関わったと主張する者の中には、百年樹が枯れた際に残されたという種子、そもそもこの種子があったという確証もない、を体に取り込んだという者もいる。

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