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ノイエ(新しき者)

[ノイエ(アタラシキモノ)]

時の神殿にある時の門を守護しているとされる存在。
説時原論でその存在が記述されているが、その詳細は明らかになっていないがいくつかの仮説が立てられている。

守護者

説時原論によれば、時の門の番人とも守護者ともいわれており、光の存在として書かれている。明確な意思を持っており、絶大な存在感を有していたとされている。
説時原論の作者が体験した事を元に記述されたとしているが、その表記は曖昧で詳細が明らかになっていない。そのため、いくつかの仮説が立てられている。

双子説

リル・ザンドウはノイエは双子の存在だと定義している。
リルがその説を考えた根拠は、説時原論の時の神殿を説明する一文に2つの光があったという記述である。
また、時の神殿、時の門が、賢き王による時を創り出す過程に生まれた物であれば、それを守護している物は賢き王に関わりがあったものである可能性が強いとリルは考えた。賢き王の侍従に双子のネオシンという者がいたことも説時原論に記述されており、この二人がノイエそのものであると考えた。
ノイエは師が創り出した物を守り、世界から時が無くならないように監視をしている役割を担っているというのがリルの結論である。

神の名残説

ルキ・ショウブはその存在は神の名残ではないかと考えている。
ルキの考えはこうである。まず、守護者がいるのならば守護する理由が必要である。時の門、時の神殿は時を生み出したことによって生まれた。ということは、時が生まれて都合が悪い者が守護をしていることになる。時が生まれて一番困ったのはである。
結論として永遠を捨て去ることの出来なかった神は時の神殿を作り、永遠の世界と滅び行く世界が交わらないようにした。であるならば守護しているのは神もしくは神に近い存在ではないかと言うものである。
ただし、この説では説時原論が否定している三人の王の物語の内容が入り込んでしまっているために矛盾となっている部分もある。
この指摘に対してルキは的確な反論が出来ていないが、この説自体は広く知られており、可能性のひとつとしては排除されてはいない。

守護者不在説

守護者と言える者は存在していないのではないかという説で誰がこれを最初に言い出したかはわかっていない。
この説では守護者と呼ばれる者はいなく、時の神殿、時の門は自動的に発動する魔法のようなもので守られているというものである。
ただし、説時原論を研究している者の多くは、明確な意思を持っているという記述を元にこれに反論している。


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