ukariko Creation

ukariko Creationについて
ブログ
リンク
メルマガ

アミケリア・スファイア

[アミケリア・スファイア]

統一暦907年〜1002年
ロマーズの第3王子。王族としての責務を嫌がり王子の立場を捨て放浪の旅をした人物として有名。

生い立ち

後のロマーズ国王アビヘルド・スファイアの第4子で三男として生まれる。
末っ子であったこともあり、長男ゼガルゾ・スファイア、次男デガヤ・スファイアと比較して自由に育てられた面がある。そのためか、自由奔放な面があり特に幼少の頃は周囲を困らせていた。
このアミケリアの行いに対して、厳しかったのは1つ年上の姉あったアスリエ・スファイアだった。周囲の誰よりも厳しかったとアミケリア自身が後に語っている。
10代後半になると、王族としての自覚を持つように周囲から諭されるようになり、徐々に窮屈な生活を送るようになる。
その言葉にしぶしぶ従いながらもそんな生活から抜け出したいという願望を持つようになる。
転機が起こったのはアビヘルドの王への即位であった。これにより、アミケリアは第3王子としての責務を追うことになった。
そんなアミケリアを気にかけていたのはアスリエであった。アスリエはアビヘルドにアミケリアに自覚を持たせるために何か役割を与えて欲しいと頼むのだった。
しかし、アビヘルドは逆にアスリエを諭して、アミケリアが望む道を選ばせるように仕向ける。
このアビヘルドの考えは自身のように望まずに王位についてしまったことの苦しみを子供に味あわせないためにと考えていた結果だと推論するものが多い。
統一暦924年17歳の時、アミケリアは結局王子の立場を捨て放浪の旅をすることを選ぶ。
この背景にアスリエとアビヘルドが関わっていたことを知るのも後年のことになる。

放浪の旅

放浪の旅に出た直後に、次の王とされていたセリオド・スファイアが死去するという事件が起こる。この事件に巻き込まれなかっただけでも放浪の旅に出た意味があるとアミケリアは自身の判断が間違っていないことを確信する。
これ以後各地に旅をしており、秘境とも言われるマリムーロ峡谷タンピー洞などにもその名前を残している。

敵を探す旅

統一暦955年48歳の時、王殺しの事件により再びの転機が訪れる。親を殺されたアミケリアはその真相を探ろうとロマーズへと戻った。そこで知ったのはアビヘルドの自分への想いだった。
そこから敵として王殺しの事件の首謀者であるアクレ・ウィンドウを探す旅が始まる。
この旅の途中、二十信徒の一人であったチェン・クシーと出会い、間接的にヒコ・アイデントと関わりを持つこともあった。
しかし、幾度かの機会はあったが結局アクレに到達することはできなかった。


ukariko Creation Topへ
Copyright (C) 2005-2013 うかりこ. All Right Reserved