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フェアルトの剣

[フェアルトノツルギ]

ナッシ・フェアルトが作った剣。炎と氷という2つの異なる属性を持つ剣。

2つの力を持つ剣

剣の刃の部分に炎と氷の魔法の力が込められている。使用者が加える魔力により、その力を使い分けることが出来る。
ただし、戦闘中にそれを切り替えるには、高度な技術が必要になるために、完璧に使いこなした者は数少ない。
フェアルトの剣の使用者として、最も有名なニリ・パドは、同時に二つの力を剣に宿らせて戦うことも出来たという。

鍛えられた剣

元は一般的な鋼の剣であったという。旅を続けていたナッシが、その旅の途中、世話になった道具屋の主人ボライオ・ガネに頼まれて、ボライオの愛用の剣を鍛えた時に作りだしたといわれる。
最初は、普通に鍛え直そうとしていたのだが、刃の部分に使われていた鋼に魔力が込められていることに気がついた。純度のあまり高くない鋼で作られた剣で、鋼の剣としては粗悪品の部類に入るが、その魔力にナッシは興味を覚え、自分の魔力を追加することで、炎の属性を付加することに成功する。更にその剣を調べると同様の箇所が4箇所から5箇所見つかったという、ナッシは別の一箇所に魔力を吹き込み、氷の属性を持たせることに成功する。
ナッシは、更に他の部分にも属性を与えることを考えていたという。風や雷の属性の付加も検討していた。しかし、元が粗悪な剣であったため、更なる属性を付け加えることにより強度が失われ、本来の剣としての機能を果たせなくなると判断したためにそれを断念したという。
こうして、二つの相反する属性を持つ剣が誕生した。
しかし、この剣を受け取ったボライオは剣に優れていたわけでも、魔力に優れていたわけでもなかったので、剣の性能を活かすことはできなかった。
そのため、せっかくの剣が使用されないのは宝の持ち腐れだとボライオが知る最も有名な剣士であったルーフ・クカイに手渡すことになったといわれる。
しかし、ルーフも剣には優れていたが、魔力に長けていたわけでもなかったために、その力を完全に引き出せたわけでもなかった。

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