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キリ・ヌガロス

[キリ・ヌガロス]

統一暦102年〜137年
魔法士ゼミアス・ビーの死の呪いを避けるためにヌガロスの冠を作った者として知られている。呪いはゼミアスの死によって逃れたが、直後に事故によって亡くなる。

生い立ち

詳しい生い立ちについてはあまり知られていないが、その当時の平均的な家庭で生まれ育ったという。叔父であるジナル・ヌガロスは周囲では少し知られた工芸家であり、その影響を受けてか、幼い頃から工芸品の製作に興味を持ち、その仕事を手伝うこともあった。
15歳を過ぎた頃には、自分の仕事として工芸家になろうと考えるようになる。しかし、叔父はそのまま工芸家になっても良い物を作れないと修行に出ることを勧める。
その助言に従い、16歳の時にキリは故郷を出て、修行の旅に出る。

かけられた呪い

旅の途中でキリは、いくつかの職業を経験して自分の技術力を高めていく。その中で、武具や防具などを作る職人の手伝いをしたことで、そちらの分野にも興味を覚えるようになる。そんな中、出会ったのが魔法士であるゼミアスであった。
ゼミアスは若いキリに興味を持ち、魔力を高めるための装備を依頼する。
キリは全てを自分に任せられたこの依頼に意欲的に取り組み、その結果作り出したのが、ダラシアドの首飾りである。
最初は盾のようなものを作ろうとしていたが、うまくいかず最終的にその形になった。ゼミアスはこの出来に満足すると同時に、これ以降のキリの作品を想像して勝手に嫉妬してしまう。この屈折した思いが理由となり、キリはゼミアスに死の呪いをかけられることになってしまう。統一暦127年、キリが25歳の時である。
この訳の分からない理由でかけられた呪いに対してキリは滅魔石を持つことでその呪いを抑えつけようとした。
しかし、それだけでは呪いの力を避ける事は出来なかった。より強い力で呪いを抑え付ける必要があることが分かるときりは研究の末、魔力を遮断することができるゲツハ陣を応用し、呪いを跳ね除けるヌガロスの冠を作り出した。これによって呪いを跳ね除けることが出来た。
結局、呪いはゼミアスの死によって終わったが、その直後、事故に巻き込まれてその命を落とすことになる。そのため、ゼミアスが死を持ってかけた呪いに負けたのではないかといわれることもある。

関連年表

統一暦102年:キリ・ヌガロス、生誕。
統一暦118年:キリ・ヌガロス、故郷を出て修行のたびに出る。
統一暦127年:キリ・ヌガロス、ゼミアス・ビーに呪いをかけられる。
統一暦137年:キリ・ヌガロス、死去。


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