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ダラシアドの首飾り

[ダラシアドノクビカザリ]

キリ・ヌガロスが作った魔力を高める首飾り。魔法士ゼミアス・ビーの呪いを受けるきっかけとなった。

魔力を高める首飾り

魔法士ゼミアスの魔力を高める装備という依頼に応えるために、キリが制作した首飾り。最初は魔力を高める盾を作ろうとしてが、微細な加工によって魔力を高める細工を施そうとした結果、攻撃を受けるとその微細な加工が失われてしまう可能性が高いと判断し、その形が活かせる首飾りとなった。
砕いた集魔石を首飾りの細工に組み込むことにより、通常時に魔力を蓄える効果を生み、実際に魔法などを使う時には、その魔力が相乗効果を生み、装備者の魔力を高める。
ただし、細かい細工が施されているために、首飾りに直接的な攻撃が加えられると砕けてしまうという欠点がある。
キリに取っては全てを任された最初の作品であり欠点はありながらも、今後の作品に期待を持たせるような出来であった。そのことを強く感じたのはゼミアスであった。

歪んだ感情

ゼミアスはこの首飾りの出来に非常に満足していた。それは魔力を高めるという効果だけではなく微細な細工がそれと見事に合致していたところにあった。そして、このダラシアドの首飾りを作ったキリに対して歪んだ感情を持つようになる。
それは、キリの才能に最初に気がついたのが自分であり、自分以外の者のために新しい物を作るのは許せないという身勝手な思いであり、その中には、自分にはない、才能の欠片をキリが持っていることに対しての嫉妬でもあった。
この感情は、キリが新しい物を作り出すことで更に拍車がかかっていき、その結果、ゼミアスはキリに対して呪いをかけることになる。
この感情に対して、キリは呪いをかけるまで、全く気がつくことが出来なかった。しかし、そんな感情に気がついていたとしても、キリが出来ることは何もなく、結局は理不尽な呪いをかけられていたのだろうと考えられている。

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