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970年の同盟(俗称:アカネ同盟)

[キュウヒャクナナジュウネンノドウメイ]

統一暦970年に結ばれた軍事同盟。ポストマーズを混乱した世界の元凶として打倒することを目的としていた。
アストインバーグの皇帝アカネ・ヤヨイが強力な指導力を発揮して締結させたことからアカネ同盟と呼ばれることもあった。

経緯

統一暦955年に起きた王殺しの事件から統一暦968年のポストマーズ統一に至るまでのポストマーズの内乱の影響は大きく、世界各地で争いが勃発することになる。
これに対してアストインバーグの皇帝であったアカネはすべての混乱の元凶はポストマーズにあると断定。世界に対して敵性国家であるポストマーズの打倒を呼びかける。
真っ先に反応したのがポストマーズの長年の宿敵であるバーズイタである。この二国の同盟をきっかけとして、合計で30あまりの国々がこの同盟に参加することになる。

同盟軍の戦い

アカネはポストマーズを滅ぼした後の統治をバーズイタに任せることを条件として、バーズイタを中心とした同盟軍を結成させる。
中心となるバーズイタは西からの攻撃を仕掛け、他の国の同盟軍は北央海からの攻撃を仕掛けることになった。
このニ正面の作戦は一定以上の成果をみせ、統一暦971年ポストマーズは存亡の危機に陥る。
これに対抗したのがアクレ・ウィンドウだった。
アクレにより同盟軍の被害が拡大すると、同盟軍の中で不協和音が生じることになり最終的には撤退を余儀なくされる。
同盟軍に呼応したバーズイタも一軍で戦線を維持できなくなり退却することになる。

本当の目的

アカネはこの同盟によってポストマーズを滅ぼそうとは考えていなかったようである。むしろ混乱をあおるために利用することを本当の目的としていた。
実際に、アカネは同盟軍に主力部隊を送る事は無く、人数合わせとして金で雇った兵を参加させていたり、同盟軍が激戦を繰り広げている間に同盟に反対している国に攻め入り領土を広げるなどの行動を起こしている。
ポストマーズの攻略に失敗して同盟は本来の目的を失ったが、アカネは敵性国家に対する同盟に反対する国は敵性国家と同等だとして、同盟自体は存続させると反対する国々にその後も行動を起こしている。
これに反発する同盟国もあったが、拡大するアストインバーグの脅威に真っ向から反対することは出来なかった。
そのため、実質的に力を失った同盟であったが、形式上はアクレの死去まで継続されていることになっていた。


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