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アカネ・ヤヨイ

[アカネ・ヤヨイ]

統一暦947年〜994年
アストインバーグの第4代皇帝。
大陸戦争の戦渦を広げた人物。
アカネの隣には常に、23体の魔の者のひとり、視線を持つ者がいた。そのため、アカネは視線を持つ者によって操られていたとされる説もある。
しかし、統一暦984年のエザの惜別と呼ばれる事件でアカネが自らの手によって視線を持つ者を殺害したこと、それ以降も変わることなく皇帝としての手腕を発揮していたことからその声は小さくなっている。
大陸戦争においてはアクレ・ウィンドウと比較されることが多く、アクレが戦乱を起こしたものと呼ばれるのに対して、アカネは戦乱を広げたものと呼ばれる。

生い立ち

アカネはアストインバーグの山奥に位置するオウスタという小さな村で生まれた。
両親は村の雑貨店を経営していた。
オウスタはアストインバーグとセンドマカの国境にあった。
幼い頃から両親を良く手伝っており、アカネの聡明さは村でも評判であったとされる。

センドマカとの戦い

アカネにとって転機となったのは13歳の時のアストインバーグとセンドマカとの戦いであった。
このときアストインバーグはオウスタを拠点として防衛線を引いており、その戦いに巻き込まれることになった。
この戦闘において両親の死と自分を助けてくれた一人の兵士ヤグ・ウオリの死を目の当たりにし、何かを守るためには絶対的な力が必要だと悟ることになる。

皇帝

アカネはオウスタを復興させると共に義勇兵を募って村を守るための義勇団を結成する。この義勇団の活躍によりセンドマカの侵攻を事前に防ぐことができたことがきっかけとなりアカネは歴史の表舞台にでることになる。
この義勇団は後に国軍として認められるようになり、各地の争いを収めるために派遣されることになった。この戦いの頃に、視線を持つ者が配下として加わった。それぞれの戦いにおいて、見事な結果を残していくことでアクレはやがて民衆の間で英雄視されることになる。
ちょうどその頃、病がちだったアストインバーグの第3代皇帝シオノ・ハタセは後継者を探しており、その人気と実力を兼ね備えたアクレに皇帝の座を譲ることにした。

大陸戦争

統一暦967年20歳の若さで皇帝に即位するとその手腕を発揮していくことになる。
更に混乱した世界の元凶がポストマーズにあると断定すると強大な軍事同盟を締結する。970年の同盟(俗称:アカネ同盟)においてアカネは強力なリーダーシップを発揮する。それに反対する小国に攻め入りアストインバーグの国力を拡大させていく。更なる力を手に入れたアカネはアストインバーグが世界全体を支配することで真の平和を目指すと宣言する。この宣言をきっかけに大陸戦争は全世界を巻き込む戦乱へと拡大していくことになる。
大陸戦争の混乱期(968年〜988年)の末期の984年エザの惜別と呼ばれる事件で視線を持つ者を自らの手で殺害するが、その後も変わらず皇帝としての力を発揮していく。統一暦993年、突如病に倒れ、統一暦994年47歳でこの世を去る。
あまりにもあっけない死に民衆の間では様々な憶測が飛び交った。現在においてもその死の原因は謎と考えているものが多い。

イツシの日記

アカネが皇帝になるまでを綴った日記。アカネの幼馴染であるイツシ・キノカによって書かれている。淡々とした事実が記されておりアカネを研究する者にとっては貴重な資料となっている。

紅い剣

アカネが愛用していた真紅の宝玉を抱いた剣。その真紅の宝玉は紅の涙と呼ばれる賢き王が所持したといわれる洗礼の宝具のひとつであったとされる。その剣で人を切るたびにその宝玉の紅が濃くなったといわれる。そのため呪われた魔剣と呼ぶ者も多くいた。


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