バーズイタ

[バーズイタ]

マギク大陸の中西部、ポストマーズの西に位置する大国。
古代語で勇敢なる戦士を現す言葉がその名前の由来。その名の通り強力な戦士達がいる国。
古代王国を継ぐ国と自負している。

成立

元々は西の蛮族が住んでいて、国としての形を取っておらず３０～５０の部族が争いながら共存していた。
この争いは古代王国の唯一の末裔を決定するための戦いであった。
そこに一人の豪傑が現れる。
エンドフェアルトは小さな部族の出身であった。
彼は次々に他の部族に戦いを挑み、自分が最強の戦士であることを誇示した。
そして、すべての部族に勝つことで自らが最強だと証明したエンドフェアルトはバーズイタを建国する。

トルネオとエヌル石

バーズイタにおいて最も特徴的なことは王の決め方である。
バーズイタには輝度と光度によって０～４３等に分けられたエヌル石がある。
この等数が小さいものから王位の継承権が決まる。
つまり０等を持つ物が王となる。
元々は王になったエンドフェアルトが保持していたが彼の死後、彼の遺産であったエヌル石を巡る戦いからこの形が形成されていった。
エヌル石を巡る戦いはやがて神聖化されトルネオと呼ばれる部族間の戦いになっていく。
大陸戦争以後トルネオは形骸化していくがエヌル石によって王位が継承されていくのは統一暦２０００年以降も続いている。