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古代語

[コダイゴ]

古代王国の時代に使われていた言葉。すでに大部分が失われているが、土地や星の名称、人の名前などに残されているものもある。

言語の必要性

古代において人は心話と呼ばれる力を持っていたと言われる。この力により言葉というものを介することなく意思疎通が図れていた。また、記録石などもあり、文字というものを書く必要もあまりなかった。
しかし、心話の力が時と共に失われていき言葉が必要となった。
心話が廃る以前から言葉というものが全くなかったわけではない。特に魔法を使うときには言葉が使われていた。魔法の際に言葉はお互いを理解するという意思の交換に用いられるためのものではなかったので、各個人が各々好きなように言葉を使っていたといわれる。そのため、同じものを表す言葉がいくつも存在していた。
しかし、意思疎通に使うために必要になったときにそれを統一させる必要ができ、古代語という言葉が生まれることになった。
多くの言語学者の研究によれば初期の古代語は一文字(一音)で一意を示していた。これは魔法に使われる言葉であったことが原因で魔法の力を最大に発揮できる言葉の形がそうであったからだといわれている。しかし、意思疎通としての役割が強くなるにつれ必要となる文字が多くなり、そのために文字(とそれに連なる音)を組み合わせて語句を作るようになっていった。これによって新しい言語体系が生まれ、古代語は失われていった。
これによって魔法の力が失われはじめたという説もある。
魔法が繁栄していた時代では魔法を使うときに古代語を用いる魔法士が多く存在していたが、その理由は上述の通りである。

残されている古代語

最も有名なのは第一恒星ス・ネ・イエ第二恒星ユーニリの名称である。地名では、各地で見かけるが、マギク大陸で特に多く見られる。また、名前では姓と名の間にス・ヌ・タ・ルドなどのように一文字〜二文字をはさむのが古代語の名残とされている。しかし、古代王国の時代以後にあやかったり、格好いいものとしてつけるようになった例も多くあったので、名前だけで古代王国との関わりがあると判断を下すことは不可能である。


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