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ハウンドアーク

[ハウンドアーク]

統一暦1864年に成立した新興国家。
グリーアズ王国を討ち果たし建国に至る。
10人のセバノスと呼ばれる評議員によって運営されている。
支配者のいない民主的な国を標榜しているが、実際にはセバノスが絶対的な権力を持っている。そのため、10人の王によって支配されている国と揶揄されることもある。
連鎖の戦いにおける唯一の戦勝国としてその存在を世界中に知らしめる。

成立

ハウンドアークの歴史は統一暦1853年のゼンサの夜会からはじまる。
その場に居合わせた10人の若者、カシ・ウミマジェス・トッサアヌミ・ノタークリスラ・ワーミシグラド・ソイエンバシア・レンノゾエ・レンエチラス・ク・ハミラテランカース・ジュウシメメ・リンの偶然出会い、それぞれの夢を実現するために協力することを誓う。この誓いがハウンドアーク建国の最初のきっかけになるものだった。
彼らは最初、金の力によって夢を実現させようとし、協力して商売を始めた。商才があったのかどうかは定かではなかったが、彼らの商売は予想以上にうまくいきわずか1年で莫大な利益を生み出すことに成功する。
しかし、そんな彼らのこと快く思わないケダ商会によって妨害を受けることになる。ケダ商会はグリーアズ王国と結託し、無実の罪で彼らを追い込み。結果、彼らが作り上げたもの全てを奪い、それだけではなくリスラ、シグラドの2名の命までもを奪う。そのショックの中ノゾエも逃げ出すように姿を消してしまう。
リーダー格であったカシも一度はあきらめかけるが、他の仲間の説得により、共に再起を図る。新たに3名の仲間(シシ・フニーシダヘナ・ピチタンワ・ダチウ)を加え再び10人となると、夢を実現するためには金だけではなく、後ろ盾となるような権力が必要であると考えはじめる。そのためにグリーアズ王国に潜りこむ。そこで見たのは腐敗しきった王政であった。ここに来て彼らは自分たちの理想を実現するための国を自らの手で興す必要があることに気が付く。
直接的な戦いになってしまっては勝てないことは分かっていた彼らがしたことは徹底した情報戦であった。城の内部やケダ商会など国と癒着した者たちをそれぞれ疑心暗鬼に陥れさせるとそれぞれの手によって粛清させていった。それぞれの組織が徐々に力を失っていくなかで、彼らはその中に入り込み、やがて自分たちの物にしてしまう。彼らのその戦略は見事なまでにうまくいった。彼らはそういった者たちを反王政としてまとめあげると反旗を翻した。それはあっけない幕切れであった。謀反を起こし、わずか1時間足らずで全権を掌握すると新たな国の成立を宣言する。
腐敗しきった王政に絶望していた民衆もこの出来事に喜んだとされる。
建国に関わった10人の若者はセバノスと呼ばれる評議員として国政に関わることになる。

評議員制度

ハウンドアークは支配者のいない民主的な国を標榜している。それを実現するために評議員制度を導入している。民衆から選ばれた22人の評議員とセバノス10人の合議によって政策が決定する。しかし、実際にはセバノスが拒否権などの絶対的な権力を持っているため議会は形骸化していると言われることもある。そのため、10人の王によって支配されている国と揶揄されることもある。

連鎖の戦い

連鎖の戦いにおいて最後の戦勝国であり、敵国が現れなかったことから唯一の戦勝国とされている。
その後のハウンドアークの目覚しい発展も相まって連鎖の戦いの黒幕と噂されることがある。

連合国家設立の夢

連鎖の戦いで唯一の戦勝国となったハウンドアークは自国を中心とした連合国家設立を目指すが、蓮同盟との静寂の戦いに負けその夢は絶たれてしまう。


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