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無光

[ムコウ]

姿無きとも呼ばれた龍。竜使いであるソニネス・ボカに使役されていたことでも知られている。

見えない姿

漆黒の姿であるため闇夜では見えない、魔法で透明になり姿を隠していたなどと言われ、その姿をあまり見せることが無かった龍だと言われている。竜使いであるソニネスによって従えられるまではその姿を確認した資料は存在していない。ソニネスとは常に意思疎通ができる関係であったために、姿を見せないということに対してソニネスは何も語ろうとはせず、まるでいつもそばにいるように振舞っていたという。
戦いの時にもその姿を現すことは滅多に無かったというが、数少ない目撃例の中では、闇のように黒い姿と言われている。ソニネスはその力を活用して幾多の戦いを勝ち抜いたとされている。

存在の不確かさ

ソニネス亡き後、その姿を確認されなかったこともあり、その存在を疑う者も多かった。しかし、統一暦1100年頃にソニネスが無光と最初に出会ったと言われる場所で、巨大な龍の骨が発掘される。調査の結果、その骨は1000年以上も前のものであると推定された。その結果から、無光はソニネスが存在していた時にはすでに死んでいたとのではないかとも言われるようになっている。
この考え方では、ソニネスが従えていたのは、無光そのものではなく、かつて無光であったものの意識ではないかと推測されている。魔力でその意識を維持していたのか、あるいはそこに込められていた意識をソニネスが呼び起こしたのではないかと考えられているが、そのどちらかであるかは判断できないとされている。無光がその姿を滅多に現すことがなかったのはこのためだと考えられ、たまに現す姿はソニネスの魔力によって具現化された姿ではなかったのかと考えられている。この説にはある一定以上の説得力があったが、実際にそれを証明することは出来なかったという。

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