ポズサーヌス

[ポズサーヌス]

鳥の体を持ち、蛇の尾を持つ合成獣。魔法の力により毒蛇と鳥を合成させて作られた魔物。異なる種族を合成させた魔物として知られている。

異種族合成獣

鳥と毒蛇という全く異なるものを合成させた合成獣であり、鳥の体を持ち、毒蛇の尾を持つ。鳥と蛇の種類によりいくつかの種類がある。確認されている中で最も凶悪なポズサーヌスと言われているのが、鷹と７匹の毒蛇の合成されたもので、ファルトセブと呼ばれた魔物である。
普段は尾を隠していて、一見すると鳥か、鳥系の魔物と見間違えることも多い。攻撃をする瞬間に毒蛇である尾を出し、一撃で獲物を仕留める。戦う時には、ポズサーヌスであるかを注意する必要がある。ポズサーヌスであることさえ分かれば、尾の攻撃に気をつければ取り立てて危険な魔物ではない。尾の攻撃を避けるためには、近距離からの攻撃ではなく、魔法などで遠距離から攻撃をすることが有効だとされている。
近距離から戦う場合には、尾の攻撃を注意する必要がある。毒により命を落とす可能性が高いため、その攻撃を食らわないことが重要である。

喧嘩する二匹

ポズサーヌスはたびたび、仲の悪い二匹が組み合わさった物として笑い話のネタにされることが多い。大まかな話としては共通していて、仲が悪い毒蛇と鳥が合わせられポズサーヌスとして、生まれ変わるが、尾っぽの蛇と頭の鳥は合成された後も仲が悪いままであり、やがては喧嘩になってしまう。
毒蛇は毒を持って鳥を殺そうと頭に噛み付く、毒に苦しむ鳥は尾を引っこ抜いてしまうが、それが原因で両者共に命を落としてしまうという物である。
ただし、これは作り話であり、実際に喧嘩することはないと言われている。また、自らの毒で死ぬこともないとされている。
こういった作り話のネタにされるのは、異なる物が組み合わされた異形の姿からであると考えられている。

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