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トナモザ・カーブ

[トナモザ・カーブ]

統一暦1614?〜1689年
リズイエルの建国王。予言者であり、救世主であり、クリスタルスであると自称していた者。

生い立ち

謎多き者として、その生い立ちに関しては多くが謎に包まれている。トナモザ本人と、その側近であったラコスカ・ザピが、その神秘性を高めるためにいろいろと情報を操作しているらしい。後年、研究者により、統一暦1614年に生まれたのではないかと考えられている。幼年期に関しても多くが謎であるが、それほど特別な境遇であったわけでは無いのではないかと言われている。そのため、記録自体がそれほど残されていないこともその神秘性を高める一因となっている。トナモザがその名を残すようになったのは、統一暦1634年頃だとされている。

多くの肩書き

トナモザがその名を最初に残すようになったのは、予言者としてである。来たるべき未来に戦乱の兆しがあると告げ歩いている。この時には、すでにラコスカは側近として仕えていたという。この予言は小さな村を中心に少しずつ広まったという。そして、次にその戦乱を救うのは自分であると救世主を名乗り始める。トナモザの演説は、後世に残るほど優れていたためか、この話を聞いた者は次第にそれが本当であるかのように思うようになる。そして、その熱狂が高まる中、統一暦1654年、王としてリズイエルを建国する。
ここで、始めてトナモザは自分がクリスタルスであることを明らかにし、その絶大な力を持って世界を統一するとまで言い放ったという。そして、それが嘘でないことを示すために強引な手法で各地へと領土を拡大させることになる。
トナモザのこの手法に敵対する者は多かったが、敵対する者に対しては徹底的に交戦、粛清し、従うものには十分な恩賞を与えるという方法で領地を拡大していくことに成功する。

真の姿

トナモザが国を興し、領土を拡大させたことは事実であるが、トナモザ自身の能力の評価は大きく二分されている。一方では絶対王として相応しい能力を持っていたといわれ、他方では口先だけで何もする能力を持たなかったとも言われている。
その理由が多くの戦いで、その能力を示していないことである。トナモザは常に前線に立ち、戦いを指揮していたとされているが、実際には戦いに赴いていたが、それだけで特に何もしていなかったとも言われている。更にクリスタルスであることを公言していたが、それに相応しい力を誰かに見せたということもなかったという。
これに対しては、すべてはラコスカによる虚言であり、それで周囲が踊らせられたとする説が多く、トナモザはそれに応じた演者に過ぎないといわれることもあるという。
しかし、トナモザの影響力が大きかったことも事実で、トナモザの死後、ラコスカはその代役を誰かに任せようとしたが、結局、それに相応しい者を見つけることが出来なかったと嘆いたとも言われている。

関連年表

統一暦1614年?:トナモザ・カーブ、生誕。
統一暦1634年頃:トナモザ・カーブ、予言者として現れる。
統一暦1654年:トナモザ・カーブ、リズイエルを建国。
統一暦1689年:トナモザ・カーブ、死去。


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