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海の守護者

[ウミノシュゴシャ]

海上都市シリースを守っていた紺色の翼龍

泳ぐ龍

背中に巨大な翼と四本の足にそれぞれ翼を持つ翼龍である。紺色は海の深さの色といわれることもあったという。
翼龍であり、空を飛ぶこともあったが、その翼を使って海中を泳ぐことを得意としていた。海を泳ぐ時には翼は巨大なヒレの働きをしていたとされる。
そのため、水中での戦闘能力が高く、口から水を吐き、水流を敵に浴びせるという。また、翼を活かし、空中から水中、水中から空中と変幻に攻撃を仕掛けてくるという。

シリースの守護者

海にある島を根城として各地を転々としていたようである。統一暦700年頃には、ノートハート島を根城にしていた。
その頃、海の守護者はユウシ・ギクの訪問を受ける。ユウシは海上都市シリースを成立させるために奔走していた者で、その安全を守るために海の守護者へ協力を求めたのであった。
海の守護者は自分以外の者に興味を示していなかったので、シリースの成立に関しても全く気にしていなかった。万が一にでも、自分の存在が脅かされる事態になった時に、対処すればいいと考えていたのだった。そのため、当初ユウシの提案には何の興味も示さなかったという。
しかし、度重なるユウシの説得に海の守護者はその提案に折れる形で納得すると、シリースを守る役割を果たすことになる。海の守護者はユウシの熱意に負けたというよりは、しつこい説得にうんざりして、その話を早めに終わらせたかったからというのが本当のところだったようである。
それでも、海の守護者は一度約束したことだからと、その約束に従いシリースを幾度も守り抜いている。

約束を破ったもの

統一暦723年、海の守護者の下に解放者を名乗るレイ・ハクが訪れる。レイは海の守護者は契約を破棄するべきだと説得した。
また、面倒くさい者が来たと海の守護者はレイを相手にしなかった。しかし、解放者を自負するレイは、海の守護者が愚かなる者たちによって騙されていると考え、その住処を襲撃するという暴挙に出る。これに怒り狂ったのが、海の守護者である。シリースを守っていれば決して自分の住処を襲う者はいないという約束を破られた海の守護者は襲撃者を一掃すると、その怒りのままシリースを壊滅へと追い込む。
それ以降、海の守護者は他者の言葉を聞くことを拒んだといわれ、その住処を訪れる者は勿論のこと、その周囲にシリースのような都市を築こうとした者に対しても、邪魔をしたといわれている。

関連年表

統一暦700年頃:海の守護者、シリースの守護者となる。
統一暦723年:海の守護者、シリースを壊滅させる。


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