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フル・ニースル

[フル・ニースル]

統一暦956〜1039年
大陸戦争終結を目的とした組織サークを作り上げた者。

生い立ち

大陸戦争がまだ本格化する前にゼアノスタ大陸ノイザダで生まれたが、幼少の頃は恵まれた環境とはいえなかった。貧しい家庭で育ったが、その原因はほとんど働こうとしなかった父親のせいであった。物心ついたときには、食べるために働かさせられていた。家庭環境に恵まれていたとはいえなかったが、その環境に負けることはなく、心優しく素直に成長した。
大陸戦争が、悪化して激しさを増してくるようになると、それによる被害が拡大していく事に心を痛めていく。

戦いを止めるために

育った環境のためか、理念だけを唱えても戦乱が終わることなどありえないと考えたフルは自分たったひとりだけでも戦乱を終わらせるための行動をするべきだと考える。
しかし、すぐに活動に行き詰ることになる。たったひとりの活動に限界を感じたフルに手を貸したのは、ホアキ・ロミネであった。ホアキは、フルとは違い、金持ちの商人の子供として生まれて、何不自由なく育っていた。そんなホアキは、フルのわざわざ自分から苦労を背負う姿に興味を覚えて活動を助ける。
こうして、フルはサークを立ち上げる。しかし、サークの活動は本来は戦乱の終結を目指すはずの物であったが、戦乱が拡大し、被害が拡大するとその被害者を助けるだけで精一杯になってしまう。そんな中でもフルはくじけることなく被害者の救助を続けていく。その姿に感銘を受けた多くの者がサークに協力するようになる。
それを面白く思わなかった商人カラ・スネにより、対抗するための組織マスリーアンを作られ嫌がらせを受けても、気に留めることもなかったという。しかし、カラとマスリーアンの発言で、サークが非人道的な組織であると信じてしまった剣を持つ者によって崩壊させられてしまう。
辛うじてフルは逃げることが出来たが、この時に初めて自分の無力さを味わったという。しかし、そんなフルを助けたのは今までフルが助けた者たちだった。フルはそれに励まされすぐにまた活動を始める。
その中で敵対していたが、戦乱に巻き込まれ路頭に迷ったカラを助ける。カラはその姿に感銘を受け、サークの再興を助ける。
最終的に、フルは大陸戦争の終結を見ることはなかったが、サークの活動は、フルの死後も大陸戦争が終わるまで続けられた。

関連年表

統一暦956年:フル・ニースル、生誕。
統一暦990年頃:フル・ニースル、サーク設立。
統一暦1039年:フル・ニースル、死去。


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