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ササ・ンサリ

[ササ・ンサリ]

統一暦388〜443年
ブンラミラ山脈山の民の一族の者。土読みの技術を最初に編み出した者。

生い立ち

ブンラミラ山脈の山の民の一族の子供として生まれる。兄であるシシ・ンサリと常に一緒にいたといわれ、シシが行く場所には常に付いていったという。そのため、同年代の子供よりも早く山の民の仕事を手伝っていた。しかし、幼いササが実際に役立つとは思われていなく、ササもただ兄であるシシの真似をしているに過ぎなかったという。
シシがひとりで山の民の仕事である鉱脈探しが出来るようになっても、ササはその後を付いていったという。シシにとっては大事な弟であり、その面倒を見る事を嫌がる事もなかったという。ササも成長するに従い、兄の手伝いを出来るようになっていく。

発見率の高さ

統一暦400年当時、鉱脈探しは勘に頼る部分が多く、安定して鉱脈を探す事は難しかった。その中で、鉱脈探しの手伝いをしていたササは比較的高い確率で鉱脈を探し当てるようになる。最初は偶然と思っていたが、その確率があまりにも高い事にシシが気がついた。そして、シシはササの鉱脈の探し方に特徴がある事に気がついた。
それまでシシを含む山の民は地形から鉱脈の有無を判断していた。これは長い経験からの判断であった。ササも同様に判断をしていたつもりであったが、その時に、両手で地面を確認しながら判断していた。これは幼かった頃に山の斜面で体を安定させるために、両手を使っていた名残であった。癖のように両手を地面に当てていたが、さらにその時に微量の魔力を放出し、その反応を知らず知らずに感じ取って判断していたのであった。
シシの指摘を受けて、ササは試行錯誤を繰り返す事になる。この二人の試行錯誤により、後に土読みと言われる事になる技術が編み出されることになる。

関連年表

統一暦388年:ササ・ンサリ、生誕。
統一暦400年頃:ササ・ンサリ、シシ・ンサリと土読みの技術を編み出す。
統一暦443年:ササ・ンサリ、死去。


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