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ネーユカ・フルホ

[ネーユカ・フルホ]

統一暦1199〜1256年
ネリマストの役人。ミサホサの事件で名前が知られている。

生い立ち

後のネーユカの姿を見ると厳格な家庭に育ったように思われるが、実際にはかなりいい加減な親であった。特に父親がいい加減な性格で働きもせずに昼間から遊び歩いていたという。更に浮気性だった父親に愛想を尽かした母親は家を出て行ってしまったという。母親はネーユカを一緒に連れて行こうとしたが、父親と別れることを嫌がったネーユカはそれを拒否したという。当時、ネーユカは5歳であり、大人の事情というものを理解していなかったが、父親と一緒にいる事を選んだという。
しかし、母親が出て行ったことで父親が心を入れ換えることはなかったという。そんな環境の中でも周囲の者やたまに様子を見に来る母親によってネーユカは貧しいながらも真面目に育ったという。
この環境に関して、後にネーユカは父も母も、周囲の者も自分に対して愛情を持って接してくれて不幸と思うことは一度も無かったと、父親に対しても一定以上の感謝の意を表している。

役人として

自分が真面目に育つ事が出来たのは、周囲のおかげでその恩返しをしたいと考えネーユカは役人として働くことになる。役人になったネーユカの評価は真面目の一言に尽きる。ネーユカは働く事だけは、父親を反面教師としたとも語っていて、働かない父親に対してはそれなりに不満があったようではある。
特に監査系の仕事を任されていた。ネーユカは融通が利かないといわれても厳格に規則を守り、その役割を適切に果たしていった。そして、後に大事件となるリオトカ・ベルマの不正事件に関与することになる。ネーユカは部下であるゼサイ・ミサホサに調査を命じるが、その調査の途中、誘拐事件に巻き込まれてしまう。ネーユカはゼサイが汚職事件の証拠を掴んでいたために誘拐されたとして、事件を公にし多額の賞金をかける。これが後にミサホサの事件と呼ばれる事件である。
事件は結局、金を持っていると思われたゼサイがただ誘拐されただけの単純な事件で、この事件にリオトカは全く絡んでいなかった。
しかし、事件が大々的に扱われた事で、リオトカの不正の証拠が見つかりリオトカは罪に問われる事になる。
最終的に、ゼサイも無事に救助され事件は終わったが、ネーユカは自分の判断の悪さを後々まで後悔し続けたという。
そして、リオトカの不正を明らかにした手柄を全てゼサイに譲ってしまい。本人はそれまでと変わらずに自分の職務をまっとうしたという。

関連年表

統一暦1199年:ネーユカ・フルホ、生誕。
統一暦1243年:ミサホサの事件。
統一暦1256年:ネーユカ・フルホ、死去。


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