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クエスの耳飾り

[クエスノミミカザリ]

話していることの真偽を判別する力を持つ耳飾り。
嘘話屋という情報屋の主人が代々受け継いでいたと言われている。

真偽を判別する力

クエスの耳飾りを耳に装着すると、他者が話している内容の真偽を判別することができるようになる。真実を話している際には、聞こえている声がそのまま、もしくはより明瞭に聞こえるようになり、嘘を話している時には、その声にノイズが乗ったように濁った声に聞こえるようになる。
より、正確にその力を分析すると、その声を発した者の心情をその声に反映して、耳に届けるという機能であるという。
そのため、その声を発した者が、自分で本当のことを話していると思っているか、嘘をついてるのかが分かるだけであり、話の内容その物が本当の事であるかを判断することはできない。例えば、明らかに間違っていることでも、本人が真実だと思って語っていることに対しては、真実と解釈されてしまう。

見分けた嘘

占い師であるフスロフ・ゼウが、依頼者の話を聞くために作ったといわれている。フスロフは一応占い師を自称していたが、未来を見通す力は持っておらず、インチキな占い師であった。フスロフは依頼者の話を聞き、依頼者がそう答えて欲しいと思うような答えを出してあげることで人気を得ていた。その答えを探るために使っていた。
しかし、フスロフが人気を得るに従い、その占いのインチキを暴こうとする者が現れるようになってくる。そういう者たちが現れるようになってきて、耳飾りに嘘を見抜ける力が備わっていることに気がついたという。
そのことに気がついてからその耳飾りは嘘を見抜く耳飾りとして使われるようになる。
この耳飾りは統一暦900年頃から1100年頃にあったと語り継がれている情報屋の嘘話屋の主人が代々受け継いでいたともいわれていて、その情報屋の情報の正確さはこの耳飾りによる影響も大きかったといわれている。

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