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フェイシツの事故

[フェイシツノジコ]

統一暦955年にフェイシツで見つかった古代王国の遺跡で起こった落盤事故。後に十二魔法士の反乱を生むきっかけになったと言われるようになんる。

事故の詳細

統一暦955年にフェイシツで見つかった古代王国の遺跡で調査中に起こった落盤事故で数十名の作業員が命の危険にさらされた。
この事故の収拾に向かったのが、十二魔法士クビ・ノロであった。クビは使役している土の精霊トゥ・トア使い落盤事故を防ぎ、数名の重傷者は出したが、全ての作業員の命を救ったとされている。

事故の経緯

原因は性急な遺跡の調査によるものだとされている。その背景には、当時の十二魔法士の長、ハリ・ルーヒの考えに影響があったとされる。遺跡調査は金がかかるだけで大したメリットが無いと考えていた。そのため、統一暦950年頃と、その当時新たに発見された遺跡の調査に対して安全面を優先した作業を進める事が出来なかったという。しかし、ハリに言わせれば、同じ予算で安全に作業を進めているところもあり、やり方が悪かったからだと自分に責任が無いことを主張している。

反乱のきっかけ

事件が起きた当時、この事故はそれほど話題にならなかった。遺跡の調査時に事故がある事は皆無ではなく、また、クビにより最小限の被害で留まっていたからである。しかし、後に十二魔法士の反乱が起きると、クビが反乱に加わるきっかけとなった事件ではないかと考えるようになる。
その証拠とされるのが、事件後のクビの言動である。最も大きな変化であったと言われているのが事件直後、普段は常に一緒にいた土の精霊トゥ・トアの姿を見せなくなった事である。これに対して、クビはフェイシツの事故によって消滅してしまった事を示唆したという。クビはたびたび遺跡の事故に巻き込まれる事があり、その都度、トゥ・トアの力に頼り、その結果、大切なものを失ってしまう事になる。
これが、間接的にハリへの怒りへと変化していったのではないかというものである。

関連年表

統一暦950年頃:フェイシツ、古代王国の遺跡が発見。
統一暦955年:フェイシツの事故、死去。


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