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ノウ・イエザ

[ノウ・イエザ]

統一暦1056〜1135年
ガワの謎解きに関わった者のひとり。

生い立ち

魔法士の家系に生まれ育ったという。幼少の頃の記憶を訪ねられてもはっきりとは覚えていないようであったが、魔法士となるべく魔法の勉強をしていた気がすると後に語っている。歴史にも興味があり、その分野の研究者になる事も考えていたが、結局は魔法士となる事を決めたとされる。

魔法士として

魔法士としてのノウはそれほど大した成果を残してはいない。争いごとがあまり好きではなかったため、戦乱に関わることもなく、他者との付き合いもよくなく魔法士として活躍する機会もそれほど無かったという。
転機となったのは、ちょっとしたことから知った自分の曽祖父ヨカスニ・イエザの話であった。ノウはヨカスニの事を直接知っていたわけではなかったが、厳格な魔法士であったという話を聞かされていた。そのヨカスニが最初は旅芸人だったという話を聞き興味を覚えたのだった。

挑んだ謎

ノウが曾祖父であるヨカスニがどうして魔法士となったのかを調べるとその謎はすぐに解明された。それによると当時、旅一座で宝とされていた、後に洗礼の宝具のひとつゼノミトの腕輪と判明する、腕輪が盗まれ、それを探し出すために魔法士にならざるを得なかったという。
結局、腕輪は見つかる事が無く、魔法士としての役割だけを子供が引き継いで今に至るというものであった。ノウはその腕輪の行き先が気になり更に調査をする事になる。
ノウの探索は長い時間がかかった。それでも手がかりらしき物はわずかしかなかった。わずかな手がかりとなったのが、盗み出したのが、旅一座から逃げ出した子供カボ・シムであるという事ぐらいであった。
そんな中、年齢を重ねても諦め切れなかったノウの前に忽然と腕輪がその姿を現した。ノウはまるで腕輪自体が意識を持っているのではないかと感じたという。腕輪を手に入れたノウは、その腕輪の力から、他の腕輪が別々の者に所有されていることを知る。そして、その所有者であるライノシ・スダニバ・ガ・ルーと出会うことになる。三人は腕輪の力を頼りに、後にガワの謎解きと呼ばれる事になる出来事を通して、腕輪に隠されたカボの悲劇を知る。
謎を解き明かしたノウは自分の曾祖父が果たすべき役割だったと、ゼノミトの腕輪を自分だけが分かる場所に隠し管理したという。そのため、ノウの死後、再びゼノミトの腕輪は所在が分からなくなってしまうことになる。

関連年表

統一暦1056年:ノウ・イエザ、生誕。
統一暦1127年:ガワの謎解き。
統一暦1135年:ノウ・イエザ、死去。


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