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ニモ・レブ

[ニモ・レブ]

統一暦464〜538年
棒術使い。フェアルトの棍を使用していた事でも知られている。

生い立ち

ヨアナイブで生まれる。両親は共に武道家でヨアナイブでは知られている存在であったという。道場の師範でもあった両親に幼い頃から鍛えられていた。ただ、本人はその事に納得したことは無く、何故自分が厳しい思いをしなければいけないのかといつも思っていたようである。
疑問を抱えつつも当然のように道場の師範代となり、やがては道場を継ぐ者とされていた。

親の思い

ニモは自分なりの武術を追及するようになり、棒術使いとしてその名を知られるようになる。それはニモなりの反抗の仕方であったようである。
そんな中、ヨアナイブで武術大会が開催され、道場の代表としてニモが出場する事になる。自分よりも強いはずの父親が出場するべきだとニモは考えていたが、順調に勝ち進み決勝まで残る。しかし、決勝で敗れ準優勝という結果になってしまう。
この結果、次第に道場の人気に陰りが出てくる事になる。更に追い討ちをかけるように父親が病で倒れて亡くなってしまう。それを追う様に母親も倒れて亡くなってしまう。病に冒されながらもそれを隠していた事を知ったニモは自分の未熟さを知る事になる。
道場を再興するために、ニモは修行に明け暮れる事になり、その時に出会ったのがナッシ・フェアルトであった。ニモは更に強くなるために新しい武器を探していた。その時、ナッシが目にしたのが一本の木であった。それはニモが生まれた時に植えられた木であった。ナッシはそれを使って武器を作ることを提案したが、両親の思いが残る木を使う事をニモは承知しなかった。
しかし、それをきっかけに木の事が気になったニモは木の事と両親の事を知りたいと思うようになり、両親が木にかけたニモの成長を祈る気持ちを理解する事になる。そして、その木が自分にとってかけがえの無い物に生まれ変わる事を望んでいるのではないかと考えるようになる。
このニモの思いに応えるように作られたのが、後にフェアルトの棍と呼ばれる事になる武器である。この武器は、ニモの両親の願いを叶えるために、ニモのためだけに作られた武器であり、ニモの体格や攻撃の型に合わせて作られていた。そのため、ニモ以外の者にとっては扱いにくい武器だといわれたという。
この武器を手に入れた事で、ニモはその実力を更に伸ばし、後に武術大会で優勝し、道場の再興を果たしたという。

関連年表

統一暦464年:ニモ・レブ、生誕。
統一暦538年:ニモ・レブ、死去。


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