ukariko Creation

ukariko Creationについて
ブログ
リンク
メルマガ

バレクタ・ロスカ

[バレクタ・ロスカ]

統一暦699?〜1022年
大陸戦争の時にヒコ・アイデントと共に戦った二十信徒の一人。
魔物精霊の力を体内に埋め込まれたクレイアルディだとも言われている。

生い立ち

謎多き者である。合成獣の技術を応用して魔物と精霊の力を体内に埋め込まれたクレイアルディの一人とされる。そのため、術式を施された前に関しての記憶は曖昧であり、本人は統一暦699年生まれだと述べているが、正確である確証も無い。
記録によれば、身寄りの無かったバレクタは、幼い頃にクレイ・リーチに金銭で買われ、統一暦710年頃に最初の施術を受けている。

クレイアルディとして

最初の術式は成功したと思われたが、すぐに仮死状態に陥り目が覚める事が無かったという。失敗とは違う変異を見せた事が興味を覚えたクレイはその後も、幾度か施術を施したが、仮死状態から蘇る事は無かったという。クレイはその変化から体が力に馴染んでいくのに時間がかかっているのではないかと推測している。
バレクタに施された施術は、体全体を強化するために大地の巨人の力、属性の力を強化するために、火の精霊ファ・ファーン、水の精霊メテ・メ、風の精霊ピァ・ロー、土の精霊トゥ・トア、更に細かい強化点として、ファウルセダウアイタッスツゥの力が入れられているという。記録に残るクレイアルディの中では最も施術が施された者でもある。
クレイの死後も厳重に管理されていたが、統一暦972年、アクレ・ウィンドウによって発見され、ようやく目覚める事になる。

二十信徒として

自分を目覚めさせてくれたアクレに恩義を感じたのか、当初はアクレに仕えていたという。年齢による肉体の衰えを感じはじめていたアクレは、クレイアルディの技術から降臨魔法をより発展させる事を考え、肉体の若さを保つ事が出来るようになったとも言われていて、バレクタの存在はその発展に大きく役立ったようである。
その役目を果たしたバレクタはアクレの元を離れ、大陸戦争で混乱が深まる世界を回ったという。自分が知っていた時代と大きく異なった世界に興味を抱きながらも混乱する世界を救いたいと思うようになったという。アクレの下に戻り協力しようとするが、アクレの降臨魔法の強大な力を目の当たりにし、より混乱を大きくする力だと感じ、その下を離れる。そして、その力を強大にした一因が自分にあると感じアクレを対するために、ヒコに協力することになる。
最初は、対アクレのためだけの協力であったが、様々な者たちが集うヒコの姿に異端の存在である自分がいてもいい場所だと感じるようになったと言い。後に二十信徒と呼ばれる存在にまでなる。
しかし、力を使えば使うほど、バレクタの体に重大な損傷を与えていく。統一暦1022年、イスンデアの戦いにおいて、アクレと対峙するが、すでに動くのも辛い状況であったという。それでも暴走するアクレの力を封じ込めるために身を挺して戦ったという。この戦いにより、バレクタは肉体の崩壊を感じ、そのまま命を落としたという。

関連年表

統一暦699?年:バレクタ・ロスカ、生誕。
統一暦1022年:バレクタ・ロスカ、死去。


ukariko Creation Topへ
Copyright (C) 2005-2013 うかりこ. All Right Reserved