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ロアド・スファイア

[ロアド・スファイア]

統一暦305〜379年
ポストマーズ建国王エスト・スファイアの次男で、ロマーズの初代国王。

生い立ち

後のポストマーズ建国王エストの次男として生を受ける。まだ、ポストマーズ建国前の苦しい時代に生まれているが、幼すぎたロアドはそれを実感として覚えていない。かすかに残る記憶の中では、兄であるソリューアント・スファイアが必死に面倒を見てくれてた記憶であったという。
兄であるソリューアントが跡継ぎとして厳格に育てられるのとは反して、その兄の助けをするようにと様々な知識を持つように教育されたという。これは、ソリューアントの多少我侭な部分を諌める役割をロアドが負う事を期待しての事だったと言われている。

ロマーズ王として

統一暦341年、エストにより、ポストマーズが三国に分けられるとロマーズの国王となる。ロアドに期待されていたのは、ロマーズに数多くある古代王国の遺跡を発掘し、その知識と魔法文化を発展させる事であった。自身も魔法士であったロアドは積極的に遺跡の調査を進めて、その期待に応えている。

エストの死後

統一暦353年エストが死去するとソリューアントが後継者として名乗りを上げる。ロアド、弟でトマーズの王であったトリアルト・スファイアもそれを当然と受け止めていたが、ソリューアントがロマーズ、トマーズをひとつにまとめてソマーズを中心とする国を作ろうとした事で事態は一変する。ロアドは現行の体制を維持しつつ、ソリューアントがその中心に立ち、エストのように三国を見守る立場につくように説得する。
しかし、この事がソリューアントの怒りを生む事になる。自分の思い通りに出来ないのであれば力づくで従わせようと兵を動かしたが、ロアドはそれに屈する事なく巧みな戦術でソマーズを撃退し、戦いは一進一退の攻防を繰り広げることになる。更に態度を明確にしない、トマーズがそれに加わり三国による内乱が繰り広げられる事になる。
結果的に、ソリューアントを諌める事が出来ずに、戦いが起こってしまった事をロアドは生涯後悔したという。ただ、それでも戦いを放棄しなかった事に対しては、正しい判断だったと主張している。その結果、内乱が続く事になった事に対しては明確な言葉を残していない。

関連年表

統一暦305年:ロアド・スファイア、生誕。
統一暦341年:ロアド・スファイア、ロマーズの国王になる。
統一暦353年:エスト・スファイア、死去。
統一暦379年:ロアド・スファイア、死去。


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