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リル・ザンドウ

[リル・ザンドウ]

統一暦1969〜2048年
説時原論の研究者。ノイエ(新しき者)の存在を賢き王の侍従であった双子のネオシンであると定義した者として知られている。

生い立ち

母親が学者の家に生まれる。母親は古代国家図書館群で研究したいと考えていたが、その夢は叶わず、リルにその夢を叶えて貰いたいと熱心に教育を施したという。幼いリルはその期待に応えようと必死に勉強して、優秀な成績を残していたという。
しかし、十代後半になると成績が思うように伸びなくなってしまう。それに伴い、自分が何のために勉強しているのか分からなくなるのと、母親の期待の高さの間で思い悩むようになる。結果、挫折して地方の役人として働く事になる。

本との出会い

役人として働き始めたリルに対して母親はがっかりしたようであったが、真面目に働く姿に次第に何も言わなくなっていく。40歳を過ぎ、結婚し、子供もそれなり大きくなり、リルは平凡な幸せを感じて生きていた。
しかし、統一暦2012年43歳の時にリルはある本に出会う。それが説時原論であった。その当時、説時原論がマイセウス・リンドウの著書である可能性が高くなり、話題となっていた。その話題性から偶然、その本を手にしたリルはその内容に衝撃を覚える。そして、その内容を研究したいと考えるようになる。
リルは仕事を辞め、改めて勉強をし直す。これに対して、妻は大反対したが、これをなだめたのが、母親であった。母親はリルを支持し、リルが一人前の研究者になるまで、実質的にリルの一家の主に金銭的な面での面倒を全て見たと言われる。
リル、本人はその当時は自分の事で精一杯で周囲を見る余裕は無かったという。後にその事を知り、自分の家族関係が壊れなかった事に感謝している。

研究成果

研究者となったリルはいくつかの成果を発表している。その中で最も大きい成果と言われているのが、説時原論に記されているノイエ(新しき者)についてである。リルは、ノイエは賢き王の侍従であった双子のネオとシンであると定義した。この説に対して賛否両論がありながらも一定の評価を得たリルは、古代国家図書館群に認められ、そこで研究する事を認められたという。

関連年表

統一暦1969年:リル・ザンドウ、生誕。
統一暦2012年:説時原論、マイセウス・リンドウの著書の可能性が指摘される。
統一暦2048年:リル・ザンドウ、死去。


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