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シイヤ・イラテア

[シイヤ・イラテア]

統一暦304〜355年
ソマーズの将軍。ソリューアント・スファイアの右腕と言われ、最初に幻獣将軍の称号を得た者。

生い立ち

両親はポストマーズの建国王エスト・スファイアと共に建国に携わった者であったといわれている。そのため、幼少の頃から王家との係わり合いは深く、ソリューアントも子供時代からの知り合いであったという。
ソリューアントとは仲の良い友達のひとりという認識であったという。成長するに従い、ソリューアントが自分と違う立場の者である事を知るが、基本的にはその態度は変らなかったという。成人してもそれは変らず、場面に応じての振舞こそわきまえている風を装っていたが、二人きりの場合などは変らない態度を示していた。

ソリューアントの右腕

幼少の頃から関わりが深かったことから、ソリューアントからは絶大な信頼を寄せられていた。また、それに応えるだけの能力を秘めていたとも言われている。その才能は軍事面で特に発揮されている。ソリューアントがソマーズの国王になり、ソマーズの役割である西の蛮族からの攻撃を防ぐために強力な騎士団を作り上げると、その運用はシイヤに一任されている。
ソリューアントはあらゆる戦闘においても柔軟に対応できる騎士団を作るために、重部隊、軽部隊、弓部隊、馬部隊というように多数の中隊をつくり、状況に合わせて組み合わせて大体を作ることを考えていた。この実際の運用を任されたのがシイヤであった。
シイヤは、戦士としては一流と言える存在ではなかったが、部隊の運用に関しては天性の才能を発揮する。そして、シイヤはソリューアントの期待以上の成果を上げることになる。これに最も驚いたのは、ソリューアントであると言われている。
ソリューアントは基本的には自分で兵力を動かすことを考えていて、シイヤには意思疎通を重視して選んだに過ぎなかった。その成果に驚いたソリューアントは、シイヤの才能を賞賛し、幻獣のように貴重な才能を持つ者として、幻獣将軍という称号を与えられることになる。

幻獣将軍として

幻獣将軍の称号を得たシイヤは、ソマーズの基本的な軍の運用を確立したとされている。統一暦353年、エストの死によってソリューアントがポストマーズの実権を握ろうとすると、これを強く支持するが、その直後に病に倒れている。
シイヤが急に病に倒れたことで、ソマーズはその軍事力を効果的に運用することが出来なかったとも言われている。結果、ポストマーズではどの国も実権を握ることが出来ない内乱状態へと突入していく。その2年後、統一暦355年、シイヤは病に臥せったままその生涯を閉じることになる。

関連年表

統一暦304年:シイヤ・イラテア、生誕。
統一暦355年:シイヤ・イラテア、死去。


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