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スペリオム・ナカセ

[スペリオム・ナカセ]

統一暦758〜832年
レベリラ・ハユハから竜の紋章を盗んだ者。

生い立ち

金持ちの使用人の子供として生を受ける。生まれ持って格差のある環境にあり、身分の違いは当然のことだと思って子供時代を過ごしていた。しかし、ある時、その家の子供が自分と変わらない普通の子供だということを知って衝撃を受ける。自分の能力が無くても、金持ちになることができるのだということを知ったスペリオムはやがては自分も金持ちになれるのではないかという夢を抱くようになる。そして、ちょっとした嘘をきっかけにスペリオムは人を騙してお金を得られることに気付いてしまう。

詐欺師として

スペリオムはあるお店を訪ねた時、少し見栄を張り、ある名門の家と関わりがあることをほのめかした。これはスペリオムにとっては何気ないちょっとした嘘であり、少しばかり丁寧に扱われたいと思ったに過ぎなかった。しかし、その店の者は急に態度を買えると品物の代金さえ受け取ることがなかったという。これに味を占めたスペリオムは、次第に本格的な詐欺行為をするようになったという。
詐欺師として小金を稼いでいたスペリオムは、竜の紋章の話を耳にする。それを持っていれば、楽に金が儲かるという話を聞いたスペリオムは竜使いから竜の紋章をかすみ取ることを考え始める。
そんな中であったのがレベリラであった。レベリラはエリート意識が強いために仲間内であまり好かれていなかった。そのため、レベリラに取り入ることに簡単に成功したスペリオムは容易に竜の紋章を盗むことに成功した。
これで金持ちになれると考えたスペリオムであったが、ほとぼりを冷ますために姿を隠している。この時に、いくつかの盗賊団を利用して姿を隠していたようである。実際に盗賊団に所属してはいなかったが、この時、立ち寄ったことがレベリラには盗賊団に所属したものと見られ、その盗賊団はレベリラによって壊滅させられてしまう。更に、3つの盗賊団を訪れていて、それもレベリラによって壊滅させられてしまう。そこで始めてレベリラの怒りを知ったスペリオムは恐ろしくなり、こっそりと竜の紋章を返したという。
そして、詐欺師から足を洗い真っ当に生きていったという。ただし、スペリオムの怒りを生涯恐れていたらしく、こっそりと地味な生活を送っていたという。

関連年表

統一暦758年:スペリオム・ナカセ、生誕。
統一暦952年:スペリオム・ナカセ、死去。


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