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アル・スグワッド

[アル・スグワッド]

統一暦960〜1038年
アイセンの商人。巨人の巣の調査に協力した者としても知られている。

生い立ち

アイセンの大商人の子供として生まれる。幼い頃から、いろいろなところに興味を持つ子供であった。そして、その興味を持った物に対して、両親は手助けを惜しまなかった。魔法に興味があると言えば、名の知れた魔法士を呼び、武術に興味を持てば、有名な師範を呼んだりしたという。その中で一番、興味を持ったのが歴史についてであった。特に古い歴史について興味を持ち、いずれは学者になりたいと思うようになったという。それに関しても両親はいろいろと手助けをして有名な学者の下で考古学を習わせるほどであった。両親は、商売をアルに無理に継がせようとは考えておらず、アルがなりたいものになればいいと考えていた。
アルもそのつもりであったが、統一暦979年、アルが19歳の時に悲劇が起こる。両親が事故で命を落としたのだった。更にこの時期、アルの両親が経営していた店はアイセンの衰退と共に危機的状況に陥っていたのだった。アルは仕方なく両親の後を継ぎ、自分で商売をするようになる。

真面目な者

アルのことを一言で言い表すと真面目な者ということになる。生まれ持った性質か、恵まれた環境のためかは定かではないが、それは事実であった。アルは、自分の夢を諦めなければいけないことを悲しんだが、それよりも店を建て直すことに必死になった。アルのその態度は、店を建て直すことになる。元々、アルの両親の評判が良かったこともあり、わずか2年ほどで立て直すことに成功した。しかし、時代的にはアイセンの衰退の速度は増していて、それほど楽に経営を続けていたわけではなかったという。それでも、商売を続けて大商人として知られるほどになったのは、真面目な性格が幸いしていたという。

昔の夢

この当時、アルはデアンティ・ギリラと出会っている。その腕前を見込んだのと同時に、旅をする姿勢にアルは共感して資金援助をしている。それは一説には自分の叶えられなかった夢を追い求めていたからとも言われている。デアンティは後に巨人の巣を発見し、そこから巨人の骨を輸送するために、アルに相談をしている。この相談の中で、巨人の巣が歴史的に価値があることが分かるとあるは大いに喜び、その巨人の巣の調査をするために資金を提供している。それは、昔夢見たことを実現するためであったとも言われている。その後、巨人の巣の研究成果が分かるたびに大喜びをしていたという。

関連年表

統一暦960年:アル・スグワッド、生誕。
統一暦1005年:デアンティ・ギリラ、巨人の巣を発見。
統一暦1038年:アル・スグワッド、死去。


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