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マスリーアン

[マスリーアン]

サークに対抗するためにカラ・スネノイザダに作った組織。

成立

サークの活動が徐々に評判を生み始めた統一暦995年頃に出来たといわれる組織。サークの活動を快く思わなかった商人カラが作り上げた。その目的は、サークの邪魔をし解体させることであった。

工作活動

サークの邪魔だけを目的に作られたマスリーアンの最初の活動は、サークの悪い噂を流すことだった。貧しい者から金を巻き上げているとか、金持ちしか救済しないなどといった噂であった。しかし、この噂はそれほど広まらなかった。そのひとつは、カラが噂を広めるために雇った者たちが真面目に仕事をする気がなかったからである。少し割りのいい小遣い稼ぎ程度にしか思わなかった者たちは、噂を流すフリをして、酒場にたむろしていただけであったという。
望んでいた効果が得られなかったカラは、より真面目にサークの邪魔をするために、直接サークに人を送り、内部から崩壊させようと企む。この時は、しっかりと働く真面目な者たちを雇って送り込んだという。これによって内部の情報を得ることに成功したカラは、その者たちに内部から悪い噂を流し仲間割れを引き起こそうとした。しかし、潜入した者たちは、自分たちの正体がばれないようにサークで真面目に仕事をしていたことで、その活動に感銘を受けてしまった。真面目すぎる者たちであったために、自分の活動に後悔を覚え、そのままサークの活動を助けることになってしまう。
カラは最後には、自分の商売を通して、サークを邪魔しようとするが、マスリーアンを裏切った者たちや、サークに助けられた者たちの協力が大きくなりすぎ、カラの妨害を受けても動じることはなかったという。結局、工作活動は効果をあげることはなかった。
マスリーアンのこれらの活動に対して、サーク自体は実際には何も対処をしていない。正確に言えば、そういった事に関わるほど暇ではなかったのである。

カラの愚痴

しかし、思うようにいかないことに苛立ちを感じていたカラが酒場で言った愚痴がきっかけで自体は急転する。偶然、ノイザダを訪れていた剣を持つ者が、カラの話を聞き、サークが非人道的な組織と思ってしまい、サークを壊滅させてしまうのだった。
思いも寄らぬて思いもよらない展開で、目的は放たされたが、数日後、ノイザダ全土を巻き込む戦いの被害をカラは受けてしまい、マスリーアンはそのまま消滅してしまうことになる。

関連年表

統一暦990年頃:サーク、成立。
統一暦995年頃:マスリーアン、成立。


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