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フェアルトの杖

[フェアルトノツエ]

ナッシ・フェアルトが作った杖。杖を持つ所が8つあり、持つ場所によって自在に扱うことができる。

便利な杖

ナッシが旅の途中、山道を楽に登るために作った杖で、武器を想定して作った物ではない。最初はごく普通の杖であったが、山の斜面の角度や道の状態によって、使い勝手が悪くなったので、その都度、杖を持つ所を改良していき、最終的には5つの持つ位置があったという。山道で魔物に突然魔物に襲われたナッシは手にしていた杖で、魔物を追い払ったという。その際に持つ位置を変幻に操ることで、戦いのパターンを変えられることに気がついたという。そして、戦いに使えるように更に持つ位置を3つ加えて、合計8つの持つ位置がある杖となった。

忘れ物

元々、山道を楽に登るためだけに作ったので、それほどその杖に執着を持っていなかったようである。山を越え、船で新しい大陸を目指そうとした時には、その杖の存在を忘れてしまったようで、そのまま、一泊した宿屋に忘れてしまったという。
名工として知られていたナッシが残した杖ということで評判を生んだ。その事を耳にした魔法士テンプ・ブルが、ナッシが作った杖であれば、何か大きな魔法の力が秘められているに違いないと高価な値段で買い取ってしまう。
しかし、その杖には魔法の力は秘められていなかった。それを知らないテンプはその杖の秘密を探るべくいろいろと実験をしたが、当然成果は得られなかった。
諦めきれない、テンプは作った本人に聞こうとナッシを探す旅に出たという。ナッシの名前自体は各地で耳にするが、ナッシ本人に出会うまでには相当な苦労をしたようである。苦労の末にナッシの元にたどり着いたテンプであったが、ナッシがその杖には何の魔法の力は込められていないという事実を告げられて驚愕したという。落胆はしたが、ナッシを探す旅で杖がずいぶんと役立っていたことを思い出し家宝としたという

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