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エレヌド・アロ

[エレヌド・アロ]

統一暦1641〜1680年
エレドアロの初代国王。ルールアロを作り上げたルーヘル・アロの弟。兄の支持に従いエレドアロを建国した。

生い立ち

ルーヘルの弟として生を受ける。幼い頃に両親を亡くしていて、ルーヘルと共に貧しい子供時代を過ごしている。常に兄であるルーヘルの後を付き従っていくような子供であったという。兄に守られながら生きていくエレヌドは幼い頃から、兄に従っていれば間違いないと思うようになり、同時に兄の役に立てる者になりたいと考えていた。ただ、その思いとは裏腹に、取り立てて才能がないことも自覚している。そのため、兄の期待に背くことだけはしないようにしていたという。

兄の決心

リーダーとして、その才能を発揮し始めたルーヘルは新しい国を作ることを考え始める。その頃、新興国として台頭してきたリズイエルに対抗するために、ルーヘルは、二つの国を同時に建国し、連携することを考える。
この時、エレヌドは二つの国のひとつをエレヌドに託した。それは、エレヌドの能力を評価したことよりも兄弟としての信頼関係を重視した結果だった。
エレヌドはその期待に応えようと国の建国に奔走するが、ルーヘルがいないことで一部の者たちの説得に時間がかかってしまう。それが、ルールアロとエレドアロの連携のタイミングを失うことになってしまい、それぞれの国は各個撃破されてしまう。
エレヌドはこの出来事を激しく後悔したが、ルーヘルはそれを責めることはしなかったという。
エレヌドはそのことが逆に兄に見捨てられたような気分になったと言い、兄の信頼を取り戻すために、再び、リズイエルと戦うための算段をつけようとしていた。しかし、ルーヘルが乗り気でなかったためにその計画は実行されることはなかったという。
その後、国としてエレドアロとルールアロは兄弟国して存続していくことになったが、無気力な兄の姿を見て、エレヌドは次第にルーヘルとの距離を取っていくようになったという。

関連年表

統一暦1641年:エレヌド・アロ、生誕。
統一暦1666年:エレヌド・アロ、エレドアロ建国。
統一暦1680年:エレヌド・アロ、死去。


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