ルート・ポイント

[ルート・ポイント]

統一暦９８４〜１０７０年
大陸戦争でヒコ・アイデントと共に戦った二十信徒のひとりであり、双子の竜使いの弟。兄のダイナリ・ポイントも同じく竜使いで二十信徒である。

生い立ち

父親は竜使いとして名高いトライ・ポイントで、兄共々将来を嘱望されていた。真面目な兄とは違い、少しいい加減なところがあったが、楽観的な性格であったため、現状に悩むということがあまりなかったようである。常に物事はいい方に進むと考えていたようである。そのため、父親のようにいずれはなれると考えていた。竜子の喧嘩によって贋龍の牙を手に入れ、竜使いとなることが定められても悲観的に思うことはなかったという。

二十信徒として

２３体の魔の者であった尾を持つ者との戦いをきっかけとして、ヒコに出会い、共に戦うことを約束して仲間となる。二十信徒としては、ダイナリと共に世界の各地を回って、各地の情報を集めていた事で知られている。そのため、二人の活躍は世界のあちこちで聞かれる。ルートの活躍も、ダイナリの活躍も、二人での活躍として語られていることが多いが、二人にとってははっきりとした分担があったようである。しかし、双子であったために容姿で区別することが難しかったために、そう理解されることが多かったという。最もその活躍が語られているのは、ティオファフォの戦いである。この戦いで、贋龍の牙を使い、贋龍を召喚して、劣勢を覆したと言われている。

使役した竜

多くの龍を使役したが、ダイナリと違い特定の龍を使役することはなかったようである。それぞれの土地に住む龍の力を借りることが多かった。これに対して、その場で最も力を発揮できるのはその土地に住む龍であるはずだからと言っているが、ダイナリに言わせると浮気性で飽きっぽい性格だからと言われている。

関連年表

統一暦９８４年：ルート・ポイント、生誕。
統一暦９９９年：竜子の喧嘩。
統一暦１０７０年：ルート・ポイント、死去。