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セントサリア

[セントサリア]

フーリメ大陸の東にある古くから交易で栄えた都市。

成立

統一暦500年頃に成立したと言われる。元々はフーリメ大陸、ゼアノスタ大陸スーアリウ大陸を結ぶ交通の要所として栄えていた。それを整備して、交易都市と役割を担うようになっていく。大陸間の交易を公平に行うこと目的に特定の国により設立されたわけではなかったという。

二つの国による支配

統一暦600年頃、トルバーセウフコスが相次いで建国されると両国それぞれに自分達の国に属するように要求される。この当時、セントサリアを仕切っていたモムバーニ・ケトは、それぞれの国に出向き、自分達でどちらかを選ぶことはできないので、両国の間で決めてもらうように主張する。出来たばかりで、国力が安定していない両国は、互いに争うことをせずに、互いの領地としてしまう。こうして、両国による干渉を度々受けるようになる。しかし、この状態は奇妙な安定を生んだ。両国の間で、小さな諍いは繰り返すようになったが、それ以外の国が干渉しようとしてくると両国は途端に協力するようになったためである。こうして、セントサリアは交易都市として更に栄えることになったという。

存続の危機と復興

大陸戦争が活発になりはじめた統一暦980年頃、セントサリアは存続の危機に立たされる。トルバーセがコンディクによって滅ぼされたためである。この機会を逃さず、ウフコスは単独でセントサリアを支配するが、セントサリアに目をつけたコンディクに狙われてしまう。国力に勝るコンディクに対して、セントサリア防衛を諦めたウフコスは、セントサリアを破壊して、交易都市としての役割を担えないようにしてしまう。これが理由となり、交易都市と機能を他の都市に奪われたセントサリアは衰退への道をたどっていく。
大陸戦争が終焉を迎えた統一暦1060年頃になると、交通の要所としての地位を再び見つめ直され、一部の商人達の手によってセントサリアは復興の道をたどる。この復興の中で他国から侵略を受けないために、コンディクと対等の同盟を結び、コンディクはセントサリアの内情に関与しないこと、危機に際しては武力援助をすること、セントサリアはコンディクに資金援助をすることを約束したという。
こうして、交易としての役割を再び担うことになったセントサリアは後に歴史に残る何人もの商人を生み出した都市としても知られることになる。

関連年表

統一暦500年頃:セントサリア、成立。
統一暦600年頃:セントサリア、トルバーセ、ウフコスの二国から支配を受ける。
統一暦980年頃:セントサリア、ウフコスにより破壊され存続の危機に。
統一暦1060年頃:セントサリア、復興へ。


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