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水読み

[ミズヨミ]

ブンラミラ山脈山の民に伝わっていた技術で水脈を読み取る際に使われる。鉱脈を発見する土読み、天候を読み空読みとあわせて三読みと呼ばれることもある。

方法

土読みの技術を元にした技術、真似をした技術といわれている。魔力を地面に当て、その反応を探るというやり方は、土読みの技術と似ている。この時に発する魔力に水の属性を与えることだけが大きく異なっている。水の属性を与えられた魔力は、水脈に反応すると、増幅されて跳ね返ってくる。これは水に宿っている水の精霊メテ・メの力にその魔力が反応しているために起きると考えられている。
基本的な水の魔法を使える者にとっては誰でも出来るといわれるほど、簡単な技術であるとも言われている。

価値のあるなし

誰にでも使える技術ではあることもあり、そもそもブンラミラ山脈では、水源に恵まれていたので、それほど重要とされる技術ではなかった。
しかし、大雨が降った時に、河川が氾濫し、土砂崩れなどが起きたことで、その重要性を認識させられる。水読みの技術を使うことで事前に災害が起こりそうな場所を特定できるといわれた。
ただし、大雨とそれにまつわる自然災害はブンラミラ山脈ではそれほど頻繁に発生しなかったために、その都度、水読みの技術の重要性が再認識され、一時的に強化されるが、すぐに忘れられ、それが後々の防災にはあまり活かされていなかったようである。
水の資源が少ない砂漠などでこの技術が応用できないかを研究した者もいた。しかし、ブラミラ山脈で水読みの技術が簡単に使えたのは、水資源が豊富であったことが理由であることが分かり、水資源が少ない場所で水読みを行うには高度な技術と研究が必要であることが分かる。このことから、水資源が少ない場所で水読みを行うことはあまり有効な手段であるとは考えられていない。

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