ukariko Creation

ukariko Creationについて
ブログ
リンク
メルマガ

十二魔法士の反乱

[ジュウニマホウシノハンラン]

統一暦956年にロマーズ十二魔法士ハセアリ・モウクビ・ノロによって引き起こされた反乱。

事の発端

統一暦955年、王殺しの事件により、ロマーズ王アビヘルド・スファイアが命を落とすと、次の国王としてアビヘルドの息子であるデガヤ・スファイアが王となる。王位継承の順位としては、間違ってはいなかったが、当時の十二魔法士の長ハリ・ルーヒが、他の十二魔法士に許可を得ずに決めた事に反発が起こった。
これに対して、ハリはただ口先だけで吠えている者など放って置けばよいと挑発。この言葉を聞いたハセアリとクビは怒りのまま結託し、力ずくでハリを排除しようとする。

排除された者たち

ハリは、自分の正当性を主張し身勝手な十二魔法士は粛清されるべきだと主張する。さらに、兵を動かし、ハセアリ、クビをロマーズの敵だと断じた。こうした、ハリの行為によって一介の反乱分子とされたハセアリとクビであったが、自分達も兵を動かし、徹底抗戦の構えを崩さなかった。こうして十二魔法士の反乱と呼ばれる事件が起こる事になる。
しかし、兵同士のにらみ合いが続く、表立った緊張感の中で、事態は突然終息へと向かうことになる。
ハリの命を受けた十二魔法士ラーイズン・ニナルによってハセアリとクビが密かに暗殺されたのであった。ハセアリとクビの怒りを発端としていた反乱は、首謀者を失い本格的な戦闘に陥らずにあっけなく終わってしまう。
反乱が終結すると、ハリは自分の正当性を訴え、反乱する者は当然として、自分に協力しない者は敵であることを主張し、自らの権力を高めていくことになる。
そのため、ハリは他の十二魔法士を排除するために、わざと他の十二魔法士が怒るような行動をして煽り、反乱を起こさせたのではないかと考えられるようになっていく。後にその説は定説となっていく。

関連年表

統一暦956年:十二魔法士の反乱。


ukariko Creation Topへ
Copyright (C) 2005-2013 うかりこ. All Right Reserved