ukariko Creation

ukariko Creationについて
ブログ
リンク
メルマガ

サネアス・ザチ

[サネアス・ザチ]

統一暦802〜872年
ネガロサ王国の初代王。プージアーブと対等な関係を結び、両国の関係の基盤を作り上げた者。

生い立ち

父親はフーリメ大陸中央に住んでいた部族の王であったとされる。幼い頃から部族間の抗争に巻き込まれ、たびたび命の危険にさらされたという。そんな環境の中、辛うじて生き延びて、成人するとサネアスはその命を惜しむようになり、争いに巻き込まれない生き方を選択する。
そのサネアスの生き方を認めることのなかった父親とは対立することになる。サネアスは自分の考えを支持してくれた戦いを望まない者たちを引き連れて、大陸中央を逃れて、大陸の南西を目指した。そして、たどり着いたのはあまり豊かではないが、誰も住んでおらず、争いがない土地であった。サネアスはその土地でネガロサ王国を建国する。

王として

王となったサネアスであったが、周りの者達と変わらない生活を送っていたといわれている。そのサネアスの姿勢に、周囲の者も信頼を集めていたようである。また、サネアスが考えていたとおり、あまり豊かな土地であったために、他国との争いごとは起きることはなかった。目の前にいくつもの困難が転がっていたが、その目の前の困難を取り除くだけで平和に暮らしていくことが出来たという。
しかし、統一暦859年、国として一応の形を成し始めた頃、隣国のプージアーブから領地の所有権を主張されるという出来事が起こってしまう。
この出来事は、プージアーブで良心派と呼ばれていた将軍チアリク・ハンの協力もあり、対等の不可侵の条約を導くことになる。これが後々まで、両国の関係の基盤となっていく。なお、この時から、サネアスとチアリクは国を越えた友情を結んだといわれ、チアリクは幾度か危機に陥りそうになったネガロサ王国とサネアスを救ったといわれている。

関連年表

統一暦802年:サネアス・ザチ、生誕。
統一暦872年:サネアス・ザチ、死去。


ukariko Creation Topへ
Copyright (C) 2005-2013 うかりこ. All Right Reserved