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トオ・レスアイ

[トオ・レスアイ]

統一暦848〜904年
オウティパクにあった物語という酒場の主人。
嘘話屋という情報屋を開いていたとも言われている。

生い立ち

オウティパクで両親は料理屋を経営していたと言われる。客はそれなりに入っていたが、商売があまり上手くなく、やがては潰れてしまったらしい。その後は、両親は他の店で働くようになるが、そんな両親の姿を見て自分の店を持ちたいと思うようになる。
そして、そのために働きながら資金を貯めることにする。しかし、なかなか金は貯まらずようやく貯まったのが、40歳を過ぎた頃であった。

酒場の主人

トオは物語という小さな酒場を始める。小さな店であったが、それなりに繁盛していたようである。その中で、トオは僅かな飲み代を持っていなかった者からクエスの耳飾りを代金の代わりに受け取る。
おしゃれのつもりでその耳飾をつけていたトオはその耳飾で嘘を見極めることが出来ることに気がついた。酒場という場所柄か、いくつも噂話を耳にしていたトオは、その噂の内、嘘ではない本当のことだけを話すようになったという。
この時に口癖として、本当のところはどうか分かりませんがという言葉をつけていた。
酒場でよく耳にする噂話に過ぎないと思われていたが、次第にトオが話す噂話の内容が正確だと話題になるようになる。そして、その噂話を聞くためだけに店を訪れる者が現れたり、情報を求めるためにわざわざ金を払う者が現れ始めたことで、トオは酒場だけではなく情報屋としての商売も始めることになった。
後に、この情報屋はトオの口癖から、嘘話屋と呼ばれるようになる。
トオは年を取ると、店をさっさと譲ってしまう。この時に、同時にクエスの耳飾も譲ったという。そして、このクエスの耳飾りは物語の主人に代々伝わるようになり、酒場と噂話屋は後々まで残ることになったという。

関連年表

統一暦848年:トオ・レスアイ、生誕。
統一暦904年:トオ・レスアイ、死去。


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