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クイット・スタル

[クイット・スタル]

統一暦678〜733年?
部下であったバフル・ビーロが起こしたクミタフリアの禁忌を終結させた者。クミタフリアの禁忌の真実を唯一知る者とされている。

生い立ち

クミタフリアで生まれる。信心深い両親に勧められて幼い頃から神官としてクミタフリアの神殿に仕えている。幼い時にはそれほど思っていなかったが、成人するに従い自分の中に本当に信仰心があるのかということを常々疑問に思っていたようである。クミタフリアでは神殿が多いことから、神官になる者が多かったが、職業として神官となっているに過ぎない者も多く、クイットもそういった者の一人であった。

神官として

職業として神官をやっていたクイットであるが、仕事としては真面目に行っていて、周囲に疑問を抱かせるような振る舞いをすることはなかった。仕事に応じて位もあがり、やがては上官として部下をまとめるようになっていく。上官としてのクイットはあまり厳しくないことで知られていて部下からの人気も高かったようである。
そんなクイットの下に後にクミタフリアの事件を起こすことになるバフルが部下としてやってくる。クイットは他の者達と同様に優しくバフルを指導していたが、バフルが神殿側で禁忌となっている魔法である蘇生魔法に興味を示すようになるとそれをやんわりと注意している。クイットにとっては若いバフルが禁忌に興味を持つことを辞めさせることは出来ないと考えていて、あまり表立ってするなという程度であった。

事件の終わり

統一暦728年、クミタフリアの禁忌と呼ばれる事件が発生する。事件の発生を耳にしたクイットは一番に現場に駆けつけたが、その時に自分の考えが間違っていたことに気がつく。バフルが本気で蘇生の魔法を実現させようとしていた姿を見て、クイットはそれ以上の被害を拡大させないためにバフルの命を奪って事件を終結に導いた。事件が終結した後、クイットは事件について何も語らなかった。
しかし、数年後、クイットは蘇生魔法が成功していたという証言したとも言われている。その直後にクイットは忽然と姿を消している。
クイットが姿を消した事に対して、クイットの証言が影響したのではないかと後々まで噂になり、それは蘇生魔法が実は成功していたのではないかという噂の根拠とされることになる。

関連年表

統一暦678年:クイット・スタル、成立。
統一暦728年:クミタフリアの禁忌。
統一暦733年:クイット・スタル、姿を消す。


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