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風の巣

[カゼノス]

ナン大陸にあった突風が生まれると言われた場所。風の精霊ピァ・ロー風の魔の争いがあり、風が失われた場所だと言われている。

突風が生まれる場所

ナン大陸にあった突風が生まれると言われた場所。統一暦前に、数多くの突風が観測されたという記録が多く残されている。記録によれば、強烈な突風が吹き上がってきて、甚大な被害を巻き起こすこともあったという。
山をくりぬいたような地形で、普段はそこに緩やかな風が吹き込んでいるといて、内部には強弱入り乱れて風が舞っていたという。そして、ある瞬間に突然、強い風が吹き上がっていく。まるで、緩やかな風が成長して、突風になるようだということから風の巣と呼ばれるようになったという。

風同士の争い

風の巣の話として最も知られているのが、風の精霊ピァ・ローと風の魔の争いである。内部に風が流れ込んでいる影響からか、風の巣には、風の精霊が集まり易くなっている。召喚魔法として風の精霊を扱おうとする者の中には、それを目的に風の巣を訪れる者も少なくなかったと言われている。
同時にそのことは、風の精霊の力を得たいと考えていた風の魔の目的に合致する物であった。そのため、風の力を巡って両者は争うことになる。
この争いは、風が吹き込みその力が強くなるということも災いし、激しくなってしまう。その結果、両者は風の巣自体を破壊してしまうと、両者ともに力を失い最終的には消滅してしまう。その結果、そこから風が失われてしまったという。
風の巣が、吹き込んだ風を突風にするのには、その地形が影響をしている。山の斜面を登る空気は冷やされた状態で、くぼ地である風の巣に入り込む。その内部で冷たい風は地下の火山の影響で急激に温められ、その温度差で風が舞うようになっていたのではないかと考えられている。風の精霊と風の争いにより、そのくぼ地が壊されてしまったことで、その特殊な性質が失われることになってしまったと後の調査で結論付けられている。

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