パワドーラ

[パワドーラ]

最初の竜使いと言われたミヤーム・ラムが使役していた龍。
後に化石化し、ミリドーラを守る存在となる。

力の龍

別名、力の龍と呼ばれる龍で、最初の竜使いと呼ばれたミヤームが使役していたと言われる。ワイズドーラ、ラックドーラと共にミヤームが最も使役した３体の龍の１体である。
別名にもあるように力に長けた龍で、その力を使ってゴリ押しするような戦い方に優れている。ただし、考えることがあまり好きではなく、本能でのみ戦うので、作戦を練ったり練られたりする戦いは苦手であった。自分より力の弱いものを見下す傾向にあったが、自分より強いものに対しては絶対の忠誠心を示したという。

力の証明

自分が最強だと思い、暴れまわっていたところをミヤームとワイズドーラの知恵の前に破れさったという。この時の様子はドーラの押し問答と呼ばれ竜使いの間でひっそりと語り継がれている。
納得がいったわけではないが、一度敗れたことでミヤームに付き従うことになったという。
それでも折に触れ、ミヤームの実力を試そうと何度も襲い掛かろうとするが、その都度、ミヤームかワイズドーラにやり込められ、戦うことは叶わなかった。
ミヤームに従うようになってからは、指示通りに行動していたが、不平不満は大いにあったようである。ワイズドーラは知恵がないのではなく、考えるのが単に嫌いなだけと評している。
そんなパワドーラであるが、ミヤームの死を最も悲しんだという。ただし、その理由は自分を縛り付けていたものが本当に自分が認める強さを持っていたのか結局分からなかったためだったとされる。
ワイズドーラにより化石化し、後にミリドーラと呼ばれる場所を守ることになった際には率先してそれに従っている。
何をしてもミヤームがいなくなった以上、自分が最強であることを証明することはできなくなったとむなしい思いを抱えてしまったことと、いつの日にかミヤームよりも強い力を持つ者によって化石から復活することを願っていたという。

関連年表