ukariko Creation

ukariko Creationについて
ブログ
リンク
メルマガ

嘘話屋

[ウソバナシヤ]

統一暦900年頃から1100年頃にオウティパクにあったと語り継がれている情報屋。情報の正確さで知られていて、大陸戦争に与えた影響も多いといわれる。

情報屋

統一暦800年代の後半からあったという物語という酒場で、その店の主人が客から聞いた噂話を語るところから始まったと言う。主人であるトオ・レスアイの口癖である本当のところはどうか分かりませんがというところから、嘘かもしれない話をするという意味で嘘話屋と名付けたという。
最初はトオの情報は単なる噂話とされていたが、その内容の正確さに注目が集められるようになり、その情報を聞くために大金を払う者が現れたことで情報屋としての仕事をすることになる。
この当時、オウティパクが賑わいを見せ始めていて、各地から様々な者が集まるようになり、それによって様々な情報がもたらせられるようになっていた。
とは、言ってもトオは積極的に外部に情報を求めることはせずに、酒場でのみ情報を収集していたという。それでも、幅広く確かな情報を得ていたことから、どこか分からないところで情報源があったのではないかと思われていた。
トオの死後も、その後を継いだ主人により、酒場と情報屋は続けられていくことになり、特に大陸戦争の時には、その情報を求めて各地から様々な者がそこを訪れたとも言われている。その中には、ヒコ・アイデントの姿もあったという。
大陸戦争の終焉と共にオウティパクに一時の賑わいを見せなくなると、あまり情報が集まらなくなっていく、また、そういった情報をあまり必要としなくなったこともあり、情報屋としては、それほど儲からなくなっていたようである。ただし、ひっそりと酒場と情報屋は続けられていて、統一暦1500年代にロジ・ギンが訪ねて必要な情報を得たという話も残されている。

嘘の見分け方

情報の正確さについて初代の主人であったトオは自分には分からない、自分は嘘か本当か分からない話をしているだけと煙に巻いている。
しかし、何代目かの主人であったイマタム・ホスがその真相を語っている。実は初代トオが持っていて、代々主人に受け継がれているクエスの耳飾りに秘密があった。クエスの耳飾りには他者が話していることの真偽を判別できる力があったのである。
ただし、しゃべっている本人がその話を本当に信じている場合には、クエスの耳飾りは役に立たないこともあり、最終的には経験と勘も必要になってくるとイマタムが言っている。

関連年表




ukariko Creation Topへ
Copyright (C) 2005-2013 うかりこ. All Right Reserved