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千乃紅龍

[センノクレナイリュウ]

竜子の喧嘩鉄鎖白龍と争った。竜子の喧嘩を後悔し、贋龍の牙を手にした双子の竜使いダイナリ・ポイントルート・ポイントの守護龍であることで己を戒めたといわれる。

千年龍

長寿の龍で正確な生まれた年は不明だが統一暦前に生まれたとも言われている。その名の通り、紅の身体を持ち炎を操る龍である。最大限の炎を吐くときには全身が更に紅く輝くという。
統一暦100年代には各地の火山に出没し、その近くにある町を襲い邪悪な魔龍と思われることが多かった。こういった行動は統一暦300年代まで続けられるが、統一暦383年にジサイ・カンミドにより成敗され、大人しくなることを約束し命は奪われなかった。以降は火山の中にひっそりと住んでいたという。
年齢を重ねてはいるが、その見た目や行動には全く現れていなく、何も知らない者から見ると若い龍だと思われることもあるという。

戒め

ジサイとの約束もあり、大人しく火山で住んでいたが、時が過ぎると共にそれを寂しく思うときがあった。そんな時には、世界を巡っては、若い龍を相手にからかうように戯れていた。
鉄鎖白龍もその相手の一体だった。統一暦999年、いつものように暇つぶしに鉄鎖白龍をからかっていると、突然、不思議な力を浴びる感覚に包まれると凶暴化し暴れだしてしまう。同時に鉄鎖白龍も凶暴化し、後に竜子の喧嘩と呼ばれる事件へと発展していく。この事件は、贋龍の牙の力を得てしまったために2体の龍が暴れる結果になった。事件の後、原因となった贋龍の牙は何処かに隠すことを提案されたが、千乃紅龍は再び同じことが起きることが無いように、この騒動を収めたダイナリとルートが管理するべきだと主張する。ダイナリとルートもそれを望んだこともあり、贋龍の牙は二人に託されることになる。千乃紅龍は、贋龍の牙の力のせいとはいえ、ジサイとの約束を破ってしまったことを激しく後悔し、その戒めのために二人の守護龍となったのだった。

年寄りの最期

守護龍となった千乃紅龍であったが、贋龍の牙の力を浴びたことで一気に老化が進むことになる。旅の途中、自らの寿命を悟った千乃紅龍は黙ってダイナリとルートの元を去っていってしまう。その後の千乃紅龍の行方は分かっていないが、龍人となり、二人を助けたという話も残っている。鉄鎖白龍が妙になつき、幾度も二人を助けたというピン・シ・スクが、そうではないかといわれているが、ピンは存在自体が疑問視されることもあり、千乃紅龍の生き方を知る者が作った創作上の者ではないかといわれることもある。

関連年表

統一暦383年:千乃紅龍、ジサイ・カンミドによって成敗。
統一暦999年:竜子の喧嘩。


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