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鉄鎖白龍

[テッサハクリュウ]

竜子の喧嘩千乃紅龍と争った。竜子の喧嘩の後、贋龍の牙を手にした双子の竜使いダイナリ・ポイントルート・ポイントの守護龍となる。

生意気な龍

全身に銀色の鱗があり、それが鉄の鎖に見えることからその名前が付けられた。龍としては小柄な部類に入る。見た目から重量がありそうに見えるが、戦闘になると素早く身体を移動させて攻撃を繰り返す。
統一暦900年代に生まれ龍であるため、活躍した大陸戦争の時には若い龍であった。若さゆえか尊大で生意気な龍であったとされる。その態度に対して、長い年月を生きていた千乃紅龍はからかっていたとされる。
統一暦999年、いつものように千乃紅龍にからかわれていると、不思議な力を浴び突如、千乃紅龍と鉄鎖白龍が凶暴化し争い、後に竜子の喧嘩と呼ばれる事件が起こる。
この事件は、ダイナリとルートによって収められ、事件の原因は贋龍の牙によるものであることが明らかになる。
事件の後、贋龍の牙はどこかに隠されることも検討されたが、千乃紅龍と鉄鎖白龍はダイナリとルートが持つべきだと主張し、その後見となることを約束したことでそれは認められることになる。
しかし、鉄鎖白龍がそう主張したのは二人や贋龍の牙の行く末を見守るというよりは、贋龍の牙の力を浴び、湧き上がるような力の感覚を再び味わいたいという邪な思いからであった。

年寄りとの約束

この邪な思いに関して、千乃紅龍は気がついていたようで、常に鉄鎖白龍の動きに注意を払い、ダイナリとルートにも何度も指摘をしている。鉄鎖白龍も最初こそ、その邪な思いをごまかしていたが、すぐに隠すのを面倒になり、態度で表すようにもなったという。
ただし、強引に贋龍の牙を奪うという行為や、そのために二人の後見の役割を果たさなくなるということはなかったようである。それは、長い間生きてきた千乃紅龍に対する鉄鎖白龍なりの敬意であったようである。
千乃紅龍が自らの寿命を悟り、ダイナリとルートの元から去っても守護龍としての役割を最後まで果たしたという。

関連年表

統一暦900年代:鉄鎖白龍、生誕。
統一暦999年:竜子の喧嘩。


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