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ヴィネイザ

[ヴィネイザ]

統一暦40〜50年頃に存在していたと言われる小国。

成立と崩壊

砂の民を自称していた一族が作り上げた国。砂漠を放浪し、砂と共に生きてきた砂の民は砂漠こそが自分達の定住する場所に相応しいと、砂漠に国を作ったという。
王と呼ばれる存在がいなく、年長者が一定の権限を持っていたが、それ以外は誰も何の区別もないという不思議な体制であったという。200〜300人足らずの数で、統一暦40年頃に成立したと言われている。
自然主義の考え方が広く浸透していて、そこにあるものをあるがまま受け入れるという生活をしていた。しかし、自分達が国という不自然な者に所属しているという矛盾が綻びとなりわずか十年足らずで国としての存在はなくなってしまう。

国の存在

わずか200〜300人足らずの国で、しかもこの国が存在していたと言われるのが、統一暦40〜50年頃と10年にも満たなかったと考えられている。そのため、統一暦1100年頃までは、一部の研究者のみが知る国であった。
大陸戦争から、50年ほどの時間を得て、新しい生き方を模索するような者たちが現れてくると、その生き方のひとつとしてヴィネイザが注目を集めるようになる。
自分達の生き方の矛盾によってあっさりと国の存在を放棄した生き方に感化される者が多く。一部の若者達の間で、広まっていった。
その者達が特に注目したのが、ヴィネイザが成立する前に、その祖先がサロウズウゼム百年樹を枯らしたといわれる話である。この説は、サロウズウゼムの百年樹が枯らされたひとつの説に過ぎないが、サロウズウゼムの百年樹に対する永遠に続くものという考え方が、自然に反する物と考えた末に起こした行動であると結論付けられた。
一部の過激な者たちの中にはその思想を実現するために、国を無くすべきだと主張する者もいたが、時節的な事も関係してか、それが行動に映ることはなかったという。

関連年表

統一暦40年頃:ヴィネイザ、成立。
統一暦50年頃:ヴィネイザ、消滅。


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