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竜子の喧嘩

[リュウコノケンカ]

統一暦999年に起こった同士の争い。後に二十信徒となる双子のダイナリ・ポイントルート・ポイントが巻き込まれ、贋龍の牙を手にした事件としても知られる。

事の成り行き

千乃紅龍鉄鎖白龍と呼ばれる龍2体が繰り広げた争いが発端となる。最初は、いつもと変わらぬ戯れに過ぎなかったようだが、千乃紅龍が突然、凶暴化したことで事態が一変する。凶暴化した千乃紅龍に呼応するように、鉄鎖白龍も次第に凶暴化していく。この争いは両者だけに留まらず、他の龍も巻き込み争いは激しくなっていく。更に人へと被害が拡大していく事になる。
この事態を収めようとして動いたのが、竜使いトライ・ポイントであった。力づくで、2体の龍を押さえつけようとしたが、なかなか上手くいかなかった。
この状況が一変したのは、トライの子供であり、後に二十信徒となる双子ダイナリとルートである。二人は傷つき片方の翼を失った幼い龍、後に片翼の蒼竜と呼ばれダイナリに使役されることになる龍、を助けようとして、その戦いの中に飛び込んでしまったことである。二人は龍を助ける途中で、長い間行方不明となっていた贋龍の牙を偶然見つけ、その力で傷ついた幼い龍の力を一瞬だけ増大させて、その戦いを収めてしまう。

事の真相

千乃紅龍が突然、凶暴化したのが発端になったが、それをもたらしたのが、贋龍の牙の力であると考えられている。贋龍の牙は、最も優れた竜使いの証であったが、その危険性を知ったアック・イーマがどこかに隠したとされた物であった。それが突然現れたことがすべての事の真相であった。
トライは再びどこかに隠そうと考えるが、それに反対したのが、千乃紅龍、鉄鎖白龍であった。2体の龍は、この事態を収めたダイナリとルートが、贋龍の牙を持つべきだと主張する。行方不明になった贋龍の牙が突然現れてそれを手にしたことが何か意味を持つ出来事であったと2体の龍は主張した。
その後見となることを2体の龍が約束したことで、トライもその提案を受け入れた。何よりも、ダイナリとルートがその提案を受け入れ、竜使いとなることを約束したことがトライに最終的な決断をさせた。
こうして、この事件をきっかけとしてダイナリとルートは贋龍の牙を手にし、竜使いとなることとなる。

関連年表

統一暦999年:竜子の喧嘩。


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