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エンデサーブ

[エンデサーブ]

統一暦513〜568年
バーズイタの建国王エンドフェアルトの弟。

生い立ち

西の蛮族の小さな部族に生まれる。後にバーズイタの建国王の弟として生を受ける。その他にも10人以上の兄弟がいたとともいわれているが、生き残ったのは、エンデサーブとエンドフェアルトだけであったという。
常に兄の後ろについて回る子供であり、それは成人してからも変わらなかった。兄の強さに憧れを抱いていたが、自分自身はその才能に恵まれているとも思わず、努力をすることもなかったという。

見つめる日々

常に兄の背中を追っていたエンドサーブは、他の部族に戦いを挑む兄の姿も追っており、その戦いの日々をすべて見ていたといわれている。このエンデサーブに対して、エンドフェアルトは邪魔をしなければ関係ないと無視をしていた。エンデサーブはそれでも構わずにじっと見つめていたという。
ある戦いにおいて、エンドサーブが敵方に捕まり、人質にされそうになったが、エンドフェアルトはそれを全く無視した。その際に、エンデサーブは右肩に傷を負ったが、人質さえ無視して戦いに挑むエンドフェアルトの姿に恐怖を覚えたのは、敵の方であり、逃げ出してしまったという。
こういう出来事があっても、エンドサーブが兄を尊敬する気持ちが薄れることはなく、その活躍を見つめる日々は変わらなかった。

影の役割

一見すると何もしていないだけのエンドサーブであったが、後に影で兄に対する不満を抑えるべき行動をしていたともいわれている。それはすべて自発的にエンドフェアルトを煩わせることの無いようにしていた行動で、本人もそれに対する見返りも求めることはなかった。このことが、バーズイタ建国に至る一助になったことは否定できないと事実であると考えられている。
エンドフェアルトの死後、後継の王を決めるために、部族間の抗争を煽るために暗躍したとも言われる。それは、能力がある者が国を継げばよいと考えていた、エンドフェアルトの願いを叶えるためであった。この部族間の抗争が後にトルネオとして王位を争う戦いへと変わっていくが、その礎を築いたのがエンドサーブであったと考えられている。

関連年表

統一暦513年:エンデサーブ、生誕。
統一暦568年:エンデサーブ、死去。


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