ダイナリ・ポイント
[ダイナリ・ポイント]
統一暦984〜1064年大陸戦争でヒコ・アイデントと共に戦った二十信徒のひとりであり、双子の竜使いの兄。弟のルート・ポイントも同じく竜使いで二十信徒である。
生い立ち
父親は竜使いとして名高いトライ・ポイントであった。周囲には弟共々、竜使いとなることを期待されるが、トライはそれを強制することはなかった。幼い時には頼もしい父親の姿に憧れを抱き、竜使いになりたいと思うが、成長するに従い、偉大すぎる父の姿に畏れを抱くようになっていく。別の道を歩もうと考え始めた15歳の時に、弟ルートと共に竜子の喧嘩と呼ばれることになる騒動に巻き込まれ、これがきっかけで贋龍の牙を偶然手に入れてしまったダイナリとルートは竜使いとなる運命を負ってしまう。
二十信徒として
竜使いとなったダイナリは、ルートと共に各地に名前を残している。それがきっかけとなり、暗闇の風と契約を交わしたりすることで更にその名は広く知れ渡ることになる。その中で23体の魔の者である尾を持つ者との戦いに巻き込まれ、ヒコと出会う。ヒコに興味を覚えた二人は、共に戦うことを申し出て仲間となる。二人が担ったのは、主に世界の各地を回って、各地の情報を集めることであった。
大陸戦争の末期に行われたティオファフォの戦いが、最も活躍し名前を残した戦いでもある。この戦いで、ダイナリとルートの二人は、贋龍の牙を用い、贋龍を召喚し、劣勢を覆したといわれている。
使役した龍
ダイナリは数多くの龍を使役した竜使いとして知られている。最も古い付き合いであるのが、片翼の蒼竜である。竜子の喧嘩で出会い、生涯を通して使役している。その他には、暗闇の風と呼ばれた黒色の翼龍、大地の砂竜と呼ばれた黄色の龍などが挙げられている。名前が付けられていない龍を挙げれば、数十体、名前が付いているものでも十数体の龍を使役したと言われている。
関連年表
統一暦984年:ダイナリ・ポイント、生誕。統一暦1064年:ダイナリ・ポイント、死去。
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