クユフ・レイテアス
[クユフ・レイテアス]
統一暦???〜???狼系獣人のゾルフ族誕生の発端となったレイテアスの呪術器を作ったといわれる者。
謎の者
ゾルフ族誕生の発端となったレイテアスの呪術器を作った者として語られているが、その生い立ちなどは謎に包まれている。古代王国の魔法士と思われることが多いが、その詳細が語られているのは、ゾルフ族誕生にまつわる物語の中である。その物語によれば、呪いを研究していた魔法士とされている。呪いの研究
研究を始めた理由としては、幼い頃に呪いで身近な者を失ったためだと語られている。はじめは呪いを無効化する方法を考えていたが、その方法を考えるために呪いの様々な手法を研究するようになり、効果的な呪いのかけ方を研究するようになる。呪いでは何かを犠牲にすることが必要になるが、その犠牲にする物を感情にする案を思いつく。これであれば、呪いをかけようとする者の負の感情を相殺することができるために、呪いをかけようとすることすら無くなるのではないかとクユフは思った。呪いを無くすことはクユフの本来の願いであったので、それが上手くいくとクユフは真剣に思うようになる。しかし、レイテアスの呪術器を使った者が自ら命を絶つという事件が相次ぐ。自分の負の感情が無くなってしまうことで、呪術器を使った事に対する罪悪感を強く感じてしまうことが原因であった。クユフは、その結果をひどく後悔するとレイテアスの呪術器を回収し隠してしまう。
しかし、ゴミロ・シホウによって呪術器は盗まれてしまい、それがゾルフ族誕生へと繋がる事件を生む事になってしまう。
その後の姿
クユフがレイテアスの呪術器を盗まれた以降の話は更に不明確になる。ある話では、盗まれたレイテアスの呪術器を回収したという話もあるが、その程度であり、その後、何をして、どう生きたかも明らかにされていない。これらの話を総合して、レイテアスの呪術器と共にクユフ自身の存在を疑う者も多い。
関連年表
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