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無の精霊

[ムノセイレイ]

幻獣の一種で、精霊
全ての精霊の力を持ち、全ての精霊の力を奪う力を持つと云われている。

奪う力

全ての精霊の力を持ち、全ての精霊の力を封じる力を持っていると云われている精霊。その存在は、古代王国の時代に最初に確認されている。合成獣を研究している最中に突然、生まれた存在で、水蒸気のように白い煙で現れたと思うと、突然姿を消し、また、白い煙の存在になり、現れて消えるを繰り返す。その存在は周囲の力を奪うように、まずその空間の空気の力を奪う。次に近くにあった水に触れると、その水の力を奪っていき、やがて姿を消した。
最初は、その現象が理解できなかった。その存在を精霊ではないかと考えたのは魔法士であり、合成獣の研究をしていたルブ・ラベはその存在が意思を持って存在していて、周囲の力を奪っていることを突き止めると、同時に奪ったその力を再度使うこともできることを明らかにする。
ルベはこの精霊に無の精霊と名付ける。
一般的に精霊は、この世界に存在するありとあらゆる物に存在していると考えられている。無の精霊は、その元となる存在が無いと考えられたため、その名前が付けられた。そのために、ルブはどこにでもいるが、どこにもいないと定義している。
しかし、それでは、精霊の大前提である宿る生命体という定義が崩れてしまうのではないかという議論もあり、そもそも精霊なのか、現象なのかを論じられることもある。いずれにしろ様々な矛盾を抱えた存在であることは確かである。

使役する者

その力の特殊性のため、この精霊を使役して従えることが出来るのかも議論になることが多い。大陸戦争の時に、ありとあらゆる幻獣を従えたナハト・イヤが無の精霊を使役したとしているが、その際には、事前に多数の精霊を召喚し、その周囲の力を強引に奪うことで、無の精霊を誕生させたと言われている。そのため、使役したのではなく、その力を使っただけだと言う者もいる。

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